mail must go through
The Mail Must Go Through / The Cult
 Starburst '75 

ザ・カルトなる謎のローカル・バンドの、ラスベガス録音の唯一作『The Mail Must Go Through』。
イニシャルだけのメンバー・クレジットがまた得体の知れない異様な雰囲気を醸し出しているが、極レア盤ながらUSブラック・ディスク・ガイドにも(レア盤コーナーではなくレギュラーで)掲載された好盤。
全7曲で30分にも満たない作品だが、粗削りながら力の入ったファンクを聴かせてくれる。タフで埃っぽいサウンドにチープなムーグが絡む「The Mail Must Go Through」、分厚いホーンが咆哮する「Back Pay」とそのインスト・ヴァージョン「Instrumental Back Pay(Part 2)」、重いベースの効いたタイトなファンク・ナンバーの「Don't Give Up」、ゴリゴリのヘヴィー・ファンク・チューン「The Cult Theme」など、ファンクはどれも水準以上で楽しめる。
ソウルフルなヴォーカルを聴かせるイナタいミディアムの「It's Time」、メロウ・グルーヴィーな「Rider」といった曲もなかなか。