soul aint no new thing
Soul Ain't No New Thing / Boobie Knight & The Soulciety
 RCA '72 

ハーヴィー・フークワに見出されてRCAからデビューした、ブービー・ナイト率いる7人組ファンク・バンド、ソウルサイエティー。
この時代の多くのファンク・バンド同様に、JBやスライからの影響たっぷりのファンク・サウンドだが、どこか野卑で猥雑な雰囲気を漂わせているあたりは、ジミー・キャスターなんかを思わせたりもする。
メンバーが9人に増えバンド名もユニヴァーサル・レディーに変わった74年の2ndアルバムではダカーに移籍、よりエグ味を増したファンクを聴かせてくれるが、本作も何ら遜色ない出来の好盤。

アルバム・タイトル曲の「Soul Ain't No New Thing」はラテン・パーカッションが効いたJBスタイルのファンキー・ナンバー。「King Of The Good Real Guys」もパーカスボコボコのジャズ・ファンク調。「Ego Tripping」はジミー・キャスターっぽいゴツゴツしたイカツいファンクで、コレは次作に繋がっていく路線。グルーヴィーな「The Changing Game」、ラテン・ファンクの「Lettin' Happiness In」、「Power To The People」は汗臭く煽る激震ファンク。
ヴォーカル・グループ・スタイルのスウィートなスロウ「It's Not What You Do」、まったりムーディーな「Dear Love」のようなバラード曲も有り。