blacksmoke
Blacksmoke
 Chocolate City '76 

L.A.の黒白混合8人組ファンク・バンド、ブラックスモーク。
このバンド唯一のアルバムとなる本作は、ウェイン・ヘンダーソンのプロデュースで、カサブランカ傘下のレーベル、チョコレート・シティーからのリリース。
ややライトながら小気味よくグルーヴするファンク/ソウル・サウンドは、アヴェレージ・ホワイト・バンドやF.B.I.といったUKのホワイト・ファンク・バンドを連想させるが、おそらく最も影響を受けているのはタワー・オブ・パワー。タイトなリズム・セクションと厚みのあるホーンズ、ファンクにジャズやラテンを程よく溶かし込んだ都会的なサウンドを聴かせてくれる。

アルバム・オープニングの「Gotta Bad Feeling」はブギーなファンク・チューン。「Screamin'」はタイトなベースが引っ張るグルーヴィーなファンク・ナンバー。「Turn This Thing Around」はタワー・オブ・パワーっぽいソリッドなリズム隊と分厚いホーン・セクションがスリリングに絡むベイエリア・ファンク。「There It Is」もホーンが前に出たジャズ・ファンク・ナンバー。「I Don't Care(What You Do)」はスピーディーに攻めるファンク・チューン。

ファンクで畳み掛けるA面に対し、B面はややバラエティーに富む構成。ポップに弾むミドル「What Goes Around Comes Around」、爽快なアップ・ナンバー「Sunshine Roses And Rainbows」、フルートが囀るグルーヴィー・ソウル「Freedom Of The Mind」など、気持ちよく聴ける好盤。