ebony rhythm funk campaign
Ebony Rhythm Funk Campaign
 UNI '73 

シカゴの8人組ファンク・バンド、エボニー・リズム・ファンク・キャンペーン。
8人のうち4人がエボニー・リズム・バンドのメンバーで、レア音源集の『Soul Heart Transplant : The Lamp Sessions』で聴けるややサイケデリックなサウンドは、本作では減退。メンバー補強でバンド・サウンドもヴォーカルも厚みを増し、より骨太で肉厚なファンク/ソウル・アルバムに仕上がっている。

オープナーの「Reach For It」は重く泥臭いファンク・チューン。続く「Get It On」は更にヘヴィーにウネるスロー・ファンクで、地を這い引きずるようなグルーヴ、分厚いホーン・セクション、女性シンガーを中心としたヴォーカル陣も強力。曲中盤では一気にテンポ・アップし、グルーヴィーに駆け抜ける。ホーン・セクションを中心としたインスト・ファンクの「Get On Off Me」までの頭3曲でもう傑作確定。

イナタいミディアム・スロウの「If I Close My Eyes」、ホーン・アレンジがイカすミドル・ファンク「Tryin' To Be Me」、骨太でグリッティーなファンク・グルーヴが最高な「What It Is」、ボトムがのたうつ重量級ファンクの「What's Happening Over There」、グルーヴィーに展開するミドル・チューン「Why Do You Stay Here」、昂揚感溢れるグルーヴィー・ソウル「All Fed Up」、ラストのスロウ「I Love You So Much」まで、収録曲は全曲高水準の素晴らしいアルバム。