black feeling
Black Feeling! / Johnny "Hammond" Smith
 Prestige '70 

オルガン・ソウル・ジャズ/ジャズ・ファンクの大家、ジョニー "ハモンド" スミスがプレスティッジに残したスペシャルな1枚『Black Feeling!』。
そのアルバム・タイトルとイカシたジャケットからして、黒い体臭が匂ってきそうで俄然期待が高まるが、コレはその期待を裏切らない傑作ジャズ・ファンク・アルバム。グルーヴィーにドライヴするスミスのオルガンが最高なのはモチロンだが、バーナード・パーディー、ジミー・ルイス、ラスティー・ブライアント、ヴァージル・ジョーンズといった猛者たちによるファンクネス漲る演奏は凄まじいの一言。

「Black Feeling」はファットに打ちつけるドラムスにグルーヴィーにウネるベース・ラインが超絶カッコいいジャズ・ファンク・チューン。まったりレイド・バックした「Kindra」、「Johnny Hammond Boogaloo」は然程ブーガルーっぽい感じではないが、タフなグルーヴが疾走する強力なジャズ・ファンク。
「Dig On It」はジミー・マクグリフも『Soul Sugar』でカバーしている(こっちのドラムスもパーディー)が、個人的にはスミス版の方がより好み。マクグリフ版よりも速いテンポで鬼もファンク・グルーヴを撒き散らすパーディー。枯れた味わいの「When Sunny Gets Blue」、ラストの「Soul Talk-1970」は、「Cold Sweat」なパーディーのドラムがゴロゴロと転がり、ジミー・ルイスの太いベースがボトムをガッシリと支える屈強なジャズ・ファンク・チューン。