love on delivery
Love On Delivery / The Reflections
 Capitol '75 

メルバ・ムーアのバック・コーラスとしてキャリアを積んだニューヨークの4人組ヴォーカル・グループ、リフレクションズ。彼らが75年に残した唯一のアルバムが本作『Love On Delivery』。

70年代半ばのヴォーカル・グループの作品ということで、華麗なダンス・ナンバーからムーディーなスロウまで、フィラデルフィア・ソウルを意識したサウンドだが、あの裏ニュー・ソウル名盤『Just Me 'N You』で知られるJ.R.ベイリーがアルバム・プロデュースと4曲の作曲を手掛けており、ソレっぽい雰囲気も漂わせていてなかなか美味。
また、ややしゃがれた声質でソウルフルに歌うリード・シンガーが非常に魅力的で、リードをしっかりと支えるスウィートなハーモニーも美しい。70年代ヴォーカル・グループの美味しいところがギュッと詰まったコレは、かなりの名盤。

アルバムの冒頭を飾るミディアム・テンポのダンス・ナンバー「Day After Day (Night After Night)」から素晴らしい出来。続くアルバム・タイトル曲「Love On Delivery (L.O.D.)」はよりアップ・テンポのダンス・チューンで、コレもいい。他にも「Are You Ready (Here I Am)」「All Day All Night (Runnin' Around)」、擬音&語り入りの「Telephone Lover」、弾むような「Three Steps From True Love」と、ダンサーは粒揃い。

一方で、「
Now You've Taken Your Love」や「One Into One」、「How Could We Let The Love Get Away」など、スロウももちろん充実。気怠いムードのShe's My Summer Breeze」は、「Just Me 'N You」を思わせるメロウ・ソウルで、ベイリー好きには堪らない。