smooth as silk
Smooth As Silk / Silk
 Prelude '77 

シルクという名前のソウル・グループはいくつか存在するが、本作『Smooth As Silk』はシカゴの3人組ヴォーカル・グループの1stアルバム。
シカゴのグループながら、録音は南部のマラコ・スタジオ、プロデューサーはアイザック・ヘイズとの作曲チームでスタックス黄金期を支えたデイヴィッド・ポータのーが務め、ニューヨークのレーベル、プレリュードからのリリースという何だかよく分からない作品だが、内容は折り紙付き。やはりこの時代のヴォーカル・グループということで、フィリー・ソウルのエッセンスをたっぷりと振りかけたサウンド。シカゴっぽいジェントルなムードも時折顔を覗かせる。

アルバム1曲目の、ムードたっぷりのメロウなバラード「I Know I Didn't Do You Wrong」から魅せられる。「Give Yourself To Me」はリズミカルに弾むミディアム・ナンバー。 洗練されたミディアム・スロウ「Leaving Me」、「Call Me」は華麗で爽快なフィリー風ダンサー、「Live While You Can」も気持ちのいいダンス・ナンバー。

Party」は抜群のノリのダンス・ナンバーで、華麗に舞うストリングスもフィリー仕立て。「Ain't No Need Of Crying」は多幸感溢れるミディアム。「On Fire」はベースがグルーヴィーなファンキーなダンス・チューン。ラストのLet Him Go」は気怠いシタールの響きがフィリー的なスロウ。