love means everything
Love Means Everything / Touch Of Class
 Stack-O-Hits '81 

フィラデルフィアの4人組ヴォーカル・グループ、タッチ・オブ・クラス。
本作『Love Means Everything』は、76年の1stアルバム『I'm In Heaven』から1曲削り、新たに2曲を追加して81年に再リリースされたもの。
ウィリアム・ディヴォーン『Be Thankful For What You Got』で名高いジョン・デイヴィスがプロデューサーを務め、演奏陣はMFSBの主力は不在ながら(ヴィンス・モンタナは参加)、シグマ録音となった本作は、極上のフィリー・ソウルで文句なしの内容。

追加された2曲がアルバムの冒頭に配されており、アルバム・オープナーのタイトル曲「Love Means Everything」が最高にハッピーなグルーヴィー・ダンサーで特に素晴らしい。もう1曲の「I Said It Before」は、バキバキのベースとシンセ、ギター・ソロが異色だが、これも面白い。
旧アルバム・タイトル曲の「I'm In Heaven」は、曲後半のパーカッシヴなズンドコ・リズムとヴィブラフォンが絡むインスト・パートが「Be Thankful For What You Got」を連想させたり。軽快に弾むフィリー・ダンサー「You Got To Know Better」、スウィートでムーディーなスロウ「Love Me Tonight」、ファンキーなダンス・ナンバー「You Got Nowhere To Come」、王道的なフィリー・ダンサーの「One Half As Much」、フィリー・ディヴォーションズのカバー「I Just Can't Say Goodbye」、ラストの「Anything」もひたすら気持ちいいフィリー・ダンサーで、全曲ハズレ無しの傑作。