treat you right
Treat You Right / Rayfield Reid & The Magnificents
 Ken-Tone '76 

ノース・キャロライナ出身のレイフィールド・リードなるミュージシャン率いるグループ、マグニフィセンツがナッシュビルのレーベルからリリースした唯一のアルバムが本作『Treat You Right』。
ファンク・ナンバーにも良いモノがあるが、それよりもメロウ系やスウィート・ソウル的な楽曲が目立つ作品。イナタくローカルな雰囲気を醸すサウンド、ファルセットを駆使したレイフィールド・リードのヴォーカルもスウィート。

「Tighten' Up」をテンポ・アップしたような多幸感溢れるダンス・ナンバー「Dynamite Party」、曲アタマのギターで蕩けるメロウ・スウィート・スロウ「Treat You Right」、ファンキーな「I Can Be Myself」、トロトロにスウィートな「Our Alibi」、「My Love Keeps On Growing」はグルーヴィーな爽快ミドル・チューン。
Stick Shift 」はクールなエレピが冴える、疾走感溢れるジャズ・ファンク・チューンで本作のベスト・トラック。まったりムードのミディアム・スロウI Ain´t Gonna Quit」、ベースがウネるグルーヴィーなファンク・チューン「Ride My Red Wagon」、ラストの「I´ve Got Everything」も夢見心地な甘いスロウ。