funky movement
Funky Movement / Timothy Mcnealy
 Now-Again '17 

60年代にはボビー・パターソンのバンドでキャリアを積んだというテキサス出身のミュージシャン、ティモシー・マクニーリー。
ソロ・アーティストとしては、70年代初頭にシングルを数枚出したのみのようだが、この度ナウ・アゲインからリリースされた本作『Funky Movement』は、それらのシングル曲に未発表曲を加えた、キャリアを総括する編集盤。

黒く煤けたダーティーで埃っぽいファンク・サウンドは、その筋の愛好家であればかなり楽しめること請け合い。JBスタイルの熱いファンキー・ソウル・ナンバー「Funky Movement」、その続編「Funky Movement No. 2」は、ワウ・ギターがグシャグシャと絡みつく、エグ味倍増のファンクで最高。「Sagittarius Black」はグルーヴィーにウネるディープなミッド・ファンクでカッコいい。「K.C. Stomp」は、ささくれた空気漂うサイケなファンク・チューン。このあたりのファンク・ナンバーはどれも良い。

一方で、非ファンク曲もそれなりに聴ける。ダークな雰囲気の「Will You Be There」、メロウ・ムードの「Easy, Easy, Easy」、オーソドックスなソウル・バラードの「What Would You Do」「Do It」、アル・グリーンのカバー「I'm So Glad You're Mine」は、ハイ・サウンドの重厚なグルーヴと比べるとやや軽いか。マーヴィン・ゲイ「What's Going On」のカバーはラフなグルーヴが気持ちいい。