im funky now
I'm Funky Now / Melvin Sparks
 Ace '17 

70年代にプレスティッジなどから数枚のアルバムをリリースしてきたジャズ・ファンク・ギタリスト、メルヴィン・スパークス。
プレスティッジを離れた後、73年にイーストバウンドから『Texas Twister』、75年にウェストバウンドから『'75』を出した後はリリースが途絶えたが、実際にはこれらに続くアルバムが76年に制作されていた模様。この作品は極僅かな枚数がアセテート盤で流通したのみで、ほとんど誰からも知られることなく埃をかぶって埋もれていたが、2017年になってついにCD化され日の目を見ることとなった。

アルバム・タイトル曲「I'm Funky Now」は、宣言どおり正しくファンキーな一発。時節柄ディスコを横目に睨んだか、これは踊れるファンク・ナンバーで、最早ジャズ・ファンクという形容は当てはまらないが、カッコいいからOK。続く曲のタイトルが「Disco Booty」とは、何か振り切れてるというか、潔さを感じるが、ダンサブルでファンキーではあるが決してディスコ・サウンドに阿っているわけではない。
「Make It Good」はベンソン風スキャットも飛び出す、これもグルーヴィーでノリのいいファンキー・チューン。メロウなフュージョン調「Love Tones」、ノスタルジックなムードの「The Truth Hurts」、ポップな肌合いの「You're Gonna Make It」、ラストの「I'm Gonna Funk You Up」はメルヴィンがヴォーカルも取るファンク・ナンバー。