sunshine man
Sunshine Man / Harold Alexander
 Flying Dutchman '71 

ジャズ・サックス/フルート奏者、ハロルド・アレキサンダーがフライング・ダッチマンからリリースした1stアルバム『Mama Soul』。
同時期にフライング・ダッチマンからリリースされたギル・スコット・ヘロン『Pieces Of A Man』同様に、バーナード・パーディーがファットバック・ドラムを叩き出す本作もなかなかのジャズ・ファンク好盤だが、何より主役のハロルド自身の、息と共に唸り声をフルートに吹き込む奏法が強烈なインパクトを残す。

長尺のソウル・ジャズ・ナンバーのアルバム・タイトル曲「Sunshine Man」をはじめ、「Quick City」「Tite Rope」といったA面曲でのハロルドのサックスもいいが、やはりフルートに持ち替えたB面曲が面白い。なかでも、フルート吹きながらスキャットしまくるジャズ・ファンク「Mama Soul」は強力で、唾を飛ばしながらフルートを吹き散らかす様が目に浮かぶよう。スロウの「Aquilla」ではメロウに囀り、スウィンギーな「Clean-Up」では再びスキャット混じりのプレイを聴かせる。