every way but loose
Every Way But Loose / Plunky & Oneness Of Juju
 Sutra '81 

70年代中期には『African Rhythms』『Space Jungle Luv』という2枚の傑作を残したスピリチュアルなアフロ・ジャズ・ファンク集団、ワンネス・オブ・ジュジュ。その後しばらくリリースが途絶えたものの、80年代に入りグループ名をマイナー・チェンジしリリースしたのが本作『Every Way But Loose』。

かつてよりもやや垢抜けた印象のメンバー・フォト(ヴォーカルのエカ・エテだけイラストなのは謎だが)が示すように、70年代前半のストラタ・イースト時代のスピリチュアルでダークでドロドロとした印象は、本作では完全に消滅。80年代仕様にアップデートされた、軽快でポップなダンス・サウンドを楽しめる佳作に仕上がっている。

ダンス・クラシックスとして知られるアルバム・タイトル曲の「Every But Way Loose」は、ほんのりアフロ・テイストを残したグルーヴィーなディスコ・ファンク。「Higher」はファンキーにリズムが跳ねるダンス・チューン。「Always Have To Say Good-Bye」はエカ・エテの歌が映えるジャジーでアーバンなR&Bナンバー。
「(Family Tree)Make A Change」はレゲエで、ユルいヴァイブで揺れるリズムが気持ちいい。「Run Away Bay」は太いベースがグルーヴを支えるフュージョン調インスト。ラストの「Loves Wonderland」もフュージョンっぽい穏やかなインスト・ナンバー。