good to go
Good To Go
 Island '86 

DCローカルのファンク・ミュージックであったGo-Goを、全米規模のムーヴメントにすべく猛プッシュしていたアイランド・レコードが、映画と音楽のメディア・ミックスを仕掛けた『Good To Go』。
『ソウル・ビート・ストリート』という邦題でVHSも出ているようだが、未見。なぜかアート・ガーファンクル主演ということのようで、まったくGo-Goをイメージできずどんな映画か想像つかないが、サントラ盤の方はGo-Goテンコ盛りで楽しめる作品。

本作の中核を為すのはもちろんトラブル・ファンク。 ヘヴィーなGo-Goビートが炸裂する「Good To Go」、クールなファンク・トラックに乗って集団ラップをカマす「Still Smokin'」、ライヴ音源となる重爆撃ファンク「Drop The Bomb」、パーカッシヴでゴツいグルーヴに乗ってトニー・フィッシャーが野太いラップでガブリ寄る「I Like It」、「Good To Go(Reprise)」の5曲を収録。
Go-Goのゴッド・ファーザー、チャック・ブラウンと、トラブル・ファンクと双璧をなすGo-Goの代表的なバンド、E.U.も1曲づつ収録。チャック・ブラウン&ソウル・サーチャーズ「We Need Money」、E.U.「E.U.Freeze」と、それぞれバンドの代表曲とも言える曲。

Go-Go界の大物に混じって、無名のバンドの勢いにあふれた演奏が聴けるのも嬉しい。チャカポコ、ワサワサと王道Go-Goサウンドを繰り広げるホット・コールド・スウェット「Meet Me At The Go-Go」、重厚なエレクトリック・ファンクのドナルド・バンクス「Status Quo」、これもストレートなGo-Goファンクを聴かせるレッズ&ザ・ボーイズ「Movin' And Groovin'」と、DCのアンダーグラウンド・シーンの息吹を感じさせる。
エレクトロ・ビートのスライ&ロビー「Make Em' Move」、スラロビ・プロデュースのアイニ・カモーゼ「Riot Zone(Call The Police)」ウォーリー・バダロウ「Keys」といった異種格闘技戦もアリ。