promised heights
Promised Heights / Cymande
 Janus '74 

ガイアナやジャマイカ、西インド諸島出身者らによりロンドンで結成されたアフロ/ラテン/カリブ/ジャズ/ファンク・バンド、サイマンデ。
バンド・メンバーのルーツをそのまま反映したかのような未整理で土着的なゴッタ煮サウンドは、レア・グルーヴ以降の耳には魅惑的に響く。最も粗く生々しいグルーヴが聴ける1stアルバムが個人的には一番好みだが、少し洗練されてきたこの3rdアルバム『Promised Heights』も十分にハイブリッド。

乾いたパーカッションが心地よく響くアフロ・グルーヴ「Pon De Dangle」、太いベースがグルーヴィーな「Equatorial Forest」、ドラム・ブレイクがキマりまくるアフロ・ファンク/レア・グルーヴ・クラシック「Brothers On The Slide」、メロウなフュージョン調の「Changes」、「Breezeman」は陽気なカリビアン・ファンク。
アルバム・タイトル曲「Promised Heights」は怪しげなムードを放つ呪術的なアフロ・ファンク・グルーヴ。太く重いボトムが強力な「Losing Ground」、ベース・ラインとドラムス、パーカッションの絡みがグルーヴィーな「Leavert」、ヘヴィーなリズム・セクションとメロウなギターが絶妙なミッド・ファンク「The Recluse」、「Sheshamani」はパーカッシヴなアフロ・ナンバー。

再発CDにはボーナス・トラックを3曲収録。「Friends」「Our Love(Will Really Get Going)」はグルーヴィーなファンク・チューンで気持ちいい。「Mighty Heavy Load」はネットリとウネる泥臭いグルーヴ・チューン。