nite life
Nite Life / Shock
 Fantasy '83 

ファンタジー・レーベルのファンク・バンド、ショックの同レーベルからの3枚目『Nite Life』。
前2作同様、元プレジャーでショックのギタリスト、マーロン・マクレーンと、キーボードのロジャー・ソースのプロデュース。
83年ということもあり、サウンドはエレクトリックな質感を増しているが、まだギリギリ肉体的なファンク・サウンドをキープ。シンセサイザーの音が目立つが、ドラムとベースが重量級なのが良い。ファンタジーの1枚目に収録の「Let's Get Crackin'」ほどの強烈なインパクトを残す曲はココにはないが、十分に聴き応えのある力作ファンク・アルバム。

アルバム・タイトル曲の「Nite Life」は、ドラムがヘヴィーなファンク・ビートを刻むアーバンなブギー・ファンク。この曲の原型がファンタジー以前に自主制作した1stアルバム『Electrophonic Funk』に収録されているが、そちらはBPMの早いディスコ・ファンクでかなり趣きが異なる。個人的にはこちらの83年版が好み。
「Waitin' On Your Love」はゴリゴリのベース・ラインと激重ドラムスが屈強なリズム・フィギュアを象るファンク・ダンサー。「San Juan」はインストのクールなミドル・チューン。「Is It Any Wonder」はポップなダンス・ナンバだが、ビートは変わらず骨太。

「Crank It Up」はハンドクラップが爆裂、ギター・カッティングが煌めくキャメオ風エレクトリック・ファンク。極太のベースが先導する「We Got To Get You A Woman」、アーバン・メロウなミディアム「Love Affair」、爽快なミドル・チューン「Hold You」、ラストの「Straighten Up」も強力なビートで突進するアーバン・ファンク。