sol
Sol
 GCP '75 

メキシコ移民をルーツにもつメンバーたちにより、テキサス州はヒューストンで結成されたバンド、ソル。
メンバーの出自からも想像がつくとおり、ソウルやジャズ、ロックを異種交配させたラテン・ファンク/レア・グルーヴ作品で、こういうファンクの闇鍋に何でもブチ込んでグツグツ煮込んだようなハイブリッドな音楽は大好物。と言っても、本作で聴けるのはダーティーで雑多なゴッタ煮サウンドというよりも、様々な音楽要素がキレイに溶け合った洗練された完成度の高いモノ。

アルバム・オープナーの「Sailing」は埃っぽい乾いたグルーヴのラテン・ジャズ・ファンク/ロック・ナンバー。ウォーにも通じる男臭い哀愁滲むスロウ「Patrice」、陽気なサルサ・ナンバーの「El Que Se Fue」、グルーヴィーなラテン・ジャズ・ファンク「Squeeze」、メロウでブリージーなスロウ「Someday」、柔らかなメロウ・グルーヴ「You Don't Understand」、ラストのスティーヴィー・ワンダー「Bird Of Beauty」のラテン・グルーヴ・カバーまで、アルバム1枚通して楽しめる。