morning noon nite liters
Morning, Noon & The Nite-Liters / The Nite-Liters
 RCA '71 

ナイト・ライターズの2ndアルバム『Morning, Noon & The Nite-Liters』。
本作ももちろんハーヴィー・フークワのプロデュース。このバンドの5枚のアルバムのなかでも、おそらく最も人気の高いアルバムではないかと思われるが、その人気の大きな理由はレア・グルーヴ・クラシックとして名高い「K-Jee」を収録しているため。スリリングにグルーヴィーに疾走する、ラテン味も滲むジャズ・ファンク・チューンになっていて、コレは文句なしにカッコいい。

アルバムはラテンやアフロ、ジャズの要素を取り込んだ、ザラついた舌触りが美味しい雑味たっぷりのファンク/レア・グルーヴ・サウンドで、非常に楽しめる。個人的に「K-Jee」と並んで特に好きなのが、アルバム1曲目の「Tanga Boo Gonk」。やはり、ブランド・ヌビアン「Wake Up(Stimulated Dummies Mix)」にサンプリングされたギター・リフの印象が強烈に焼きついていて、もうそれだけで堪らんのだが、分厚いホーンやアフロなパーカッションも相俟って、モッサリ土臭くグルーヴするファンク・サウンドはなかなか。

その他、重く引きずるルーズなスロー・ファンク「Funky-Doo」、ホーンが引っ込んで骨太なリズム・セクションが前に出たグルーヴィーなファンク・チューンの「Stinkin' Charlie」、ややサイケデリックな感じもあるファンクの「Hang-Up」、ちょっとスタックスっぽいというか、初期スライ的なノリのジャンプ・ナンバー「Traveling / Listen Here」、タイトなグルーヴを聴かせるファンク・チューン「Kook-Pick」、メロウなジャジー・ソウルの「(We've Got To)Pull Together」など、好曲多し。