razorsharp

天に召されたPファンカーがまた1人...。
ジョエル ”レイザーシャープ” ジョンソンは、ブーツィーズ・ラバー・バンドのメンバーとして、また他のPファンク作品でも活躍したキーボーディスト。
バーニー・ウォーレルという天才や、ジュニーのような異才、また、「Atomic Dog」を生み出したデイヴィッド・スプラドリーなど、P軍団に在籍した歴代の凄腕鍵盤奏者に比べると、やや地味な存在のレイザーシャープだが、彼もまたPファンク全盛期を支えたひとり。

レイザーシャープがラバー・バンドに加入したのは2nd『神の名はブーツィー』からで、キーボードにはバーニーも一緒にクレジットされており、4th以降の作品も同様。なので、どの曲がレイザーシャープの演奏なのかよく分からないのだが、ブーツィー史上最高にタイトなファンク・アルバムである3rd『Bootsy? Player Of The Year』だけは(クレジットを信じるならば)すべてライザーシャープがプレイしていることになる。後年になってリリースされたライヴ盤『Live In Oklahoma 1976』『Live In Louisville 1978』ももちろんレイザーシャープ。

また、『Sweat Band』の1曲目「Hyper Space」は、ザッと確認した限りでは、おそらく唯一レイザーシャープが作曲者として名を連ねている曲。シンセサイザーが強調された、どこかフュージョンっぽいライト・ファンクで、彼の指向する音楽の一端を垣間見るよう。

久しぶりにこの辺りのアルバムを聴いて追悼したい。
Rest In Peace

ahh the name is bootsy baby

bootsy player of the year

live in oklahoma

live in louisville

sweat band