hot thang
Hot Thang / Eddy Senay
 Sussex '72 

デトロイトのジャズ・ファンク・ギタリスト、エディー・セネイがサセックスからリリースした2枚のアルバムのうちの1作目『Hot Thang』。
洗練などとは無縁の、煤けて汚れたイナタいB級ソウル・ジャズ/ジャズ・ファンク作品。どちらかというと、もう1枚の『Step By Step』の方が個人的にはより好みだが、本作も基本的には同じで、黒く濁ったジャズ・ファンク・グルーヴを楽しむことができる。

アーシーなドラムスとベースのグルーヴにギターが絡むイナタいジャズ・ファンク・ナンバー「Just Feeling It」、グルーヴィーで土臭いリズムが転がる「Down Home」、シャッフル調のブルージーなアルバム・タイトル曲「Hot Thang」、ダニー・ハサウェイ&リチャード・エヴァンス作のソウルフル・ストリングス「Zambezi」のカバーは、ギター・リフとベースラインがグリグリとトグロ巻くジャズ・ファンク。
ゴツゴツしたグリッティなグルーヴの「Jubo」、粘りつきながらもハネたリズムの「Reverend Lowdown」、ビル・ウィザーズ「Ain't No Sunshine」のカバーもアーシーで臭みのあるジャズ・ファンク仕立て。ラストはレイジーなスロー・ナンバーの「Message Of Love」。