aura
Aura
 Chakra '77 

カリフォルニア出身のマイナーなファンク・バンド、オーラ。
例によって詳しいことはよく分からないバンドだが、唯一のアルバムとなる本作は非常にレアな作品とのこと。
クレジットを見る限りでは女性シンガーを含む8人編成のバンドのようで、分厚いホーン・セクション搭載の乾いたファンク・サウンドは流石ベイエリアといった感じで、サウンド的には同時期にやはりベイエリアから出てきたパーフェクト・サークルあたりに近い感触も受けるが、このオーラの方はギターが結構ハードなのが特徴的。ファンク/ソウルにロック、ラテンなどの要素を折衷したハイブリッドな音もまたベイエリア的と言えるが、このバンドはサイケデリックな感触も滲ませる。

パーカッシヴなリズムに乗せてホーンがバリバリ唸りハードなギターを垂れ流すファンク・チューンの「You Got Something」からアルバムはスタート。「Clap Your Hands」はポップなメロディーの軽快な曲調だがギターとホーンは変わらずヘヴィーで重層的。
西海岸的な爽快さのグルーヴィー・ソウル「First Taste Of Love」、これもグルーヴィーでアーシーなミディアム・ナンバー「It's A Feeling」、「Gonna Make It」はタワー・オブ・パワーやコールド・ブラッドなんかを思わせるファンクだが、終盤はホーンやギターが分厚く音を塗りこめる。

「Sativa」はスラップ・ベースが強力なグルーヴを牽引し、ホーン・セクションが盛り立てるカッコいいベイエリア・ファンク。「Mess Up Your Mind」はサイケデリックなグルーヴが渦巻くヘヴィー・ファンク。
男性シンガーが歌うウェスト・コースト風情のグルーヴィーなロック曲「Don't You Worry」、オルガンがアーシーに響くミディアム「Trying To Hold It Down」もファンク/ソウルというよりもロックっぽい。ラストの「Skyrocket」はサイケなギターが轟くファンク・ロック・チューン。