betty padgett
Betty Padgett
 Alwa '75 

ニュージャージー生まれ、フロリダで活動した女性シンガー、ベティー・パジェット。クラブで歌っていたところをミルトン・ライトに見出され、21歳で録音された1stアルバムが本作。
フロリダ産らしい陽性のラテン/カリビアンなムードを纏ったスウィートでメロウなソウル・ミュージックを聴かせてくれるこのアルバム、レゲエ/ロック・ステディーに大きく傾倒した楽曲が約半数を占めているのも特徴で、ソウルにもレゲエにもしっくりとハマるベティーのヴォーカルも素敵な快楽音盤。

アルバム中でも白眉と言えるのがシングル・リリースもされた「Sugar Daddy」で、明るいラテン味をふりかけたパーカッシヴなグルーヴがファンキーでトロピカルなダンス・ナンバー。
ゆったりしたテンポのメロウ・ミディアム「It Would Be A Shame」や、エキゾティシズムと都会的なムードを併せ持った、まるでシャーデーの先取りのような魅惑的なミディアム「Gypsy Of Love」、柔らかなバラード「Love Me Forever」などもイイ。

これらのオリジナル曲の一方、4曲あるカバー曲はレゲエ仕立てとなっている。フランキー・ヴァリ「My Eyes Adore You」、ベティー・ライト「Tonight Is The Night」、シャーリー・バッシー「Never, Never, Never」、グウェン・マックレー「Rocking Chair」など、いずれもスウィートなロック・ステディーに染まっていて、これらも非常に気持ちイイ。