stay home funk
未知のウィルスの恐怖、先の見えない不安、外出できないストレスなど、社会も経済も人心も閉塞感に覆われる昨今ですが、こんな時こそ、うちでファンク聴こう!ということで、以下はイヤなことは忘れて盛り上がれるファンキーな曲を集めたプレイリスト。まぁカッコよければ何でもアリなんだけど、一応タイトルにHomeとかHouseといった単語を含むというユルい縛り有り。


1. Let's Play House / Parliament
  from 『Trombipulation』
ままごとしようよ、ってもちろんここでは濃厚接触必至のセクシャルな意味だと思われるけど、ままごとの相手がいなくてもパーラメントのレコードさえあればウチで1人でもファンキーに盛り上がれる。Gimme The Music, Let's Play House, Baby! 




2. Let's Play House / Tha Dogg Pound
  from 『Dogg Food』
続けてままごとソング、ドッグ・パウンドの2人にDr.ドレーと当時の妻ミッシェレイにスヌープ客演の、レイドバックしたGファンク聴いて家でチルしよう。
dogg food

3. Housequake / Prince
  from 『Sign Of The Times』
学生時代に住んでいたボロアパートの上階の住人(カップル)が、夜な夜な事を始めるといつもアパート全体が大揺れして、なかなか寝られなかったことを「Housequake」聴くと今も思い出す。この曲でのHouseはライヴハウスのことだけど、ダンダッダダダダダンってドラムビートで "Jump Up And Down"、激しく揺さぶる激震ファンクのこの曲には、きっとプリンスのことだから、そういうチョメチョメな意味もあるに違いない、と自分勝手に解釈してます。




4. House Party / Fred Wesley
  from 『House Party』
友達大勢呼んでハウス・パーティーなんて3密状態を推奨はしませんが、フレッドの楽しくファンキーな「House Party」聴いて1人でワサワサ盛り上がろう。




5. House Party / General Kane
  from 『Wide Open』
続けて、ジェネラル・ケインのPファンク直系のゴリゴリハードなエレクトリック・ファンク「House Party」聴いて1人ファンク・パーティーは最高潮。

 


6. House Of Rising Funk / Afrique
  from 『Soul Makossa』
ワウ・ギターをグッシャグシャに掻き毟る、ヒリヒリするカッコよさのジャズ・ファンク/レア・グルーヴ。いつも家で1人エア・ワウギターしながら聴いてます。




7. Pneumonia / Kool & The Gang
  from 『Live At The Sex Machine』
今はちょっと不謹慎かもしれないタイトルだけど、このクールとギャングたちの荒々しくクソ熱い演奏はコロナ肺炎を吹っ飛ばすほどファンキー!




8. Home Sweet Home / Joe Hicks
9. I'm Going Home / Joe Hicks
  from 『I'm Just Like You : Sly's Stone Flower 1969 - 70』
おうち大好きファンク/ソウル・シンガー、ジョー・ヒックスの激熱ファンク2連発。プロデュースするはもちろん、密室ファンクの魔人スライ・ストーン。どんだけウチに帰りたいんだってぐらいスウィート・ホーム、ゴーイン・ホームと連呼されたら、誰だって家が恋しくなるハズ。




10. Goin' Home / Average White Band
  from 『Soul Searching』
これもウチへ帰ろう系ファンク。"Goin' Home" を繰り返すコーラス、リッチなホーン・セクション、どっしり黒いリズムとグルーヴが気持ちイイ。




11. I'm Going Home(Move) / Marvin Gaye
  from 『You're The Man』
ゴーイン・ホーム3連発。どこかラフでルーズなデモっぽい録音だけど、「Inner City Blues」系のクールな逸品。マーヴィンはサラッと歌ってそうでも十分にセクシーでカッコいい。




12. If I Take You Home(Upon...) / Van Hunt
  from 『On The Jungle Floor』
スライやプリンスといった密室ファンクの偉人から多大な影響を受けたヴァン・ハント。リズムもヴォーカルも何だかエロいこの曲はプリンスからの影響モロ出し。もし彼女をウチに連れて帰ったら...と家で1人で妄想してる感じもプリンスっぽいかも。




13. Happy House / Shuggie Otis
  from 『Inspiration Information』
DIYファンク/ブルース・ミュージシャン、シュギー・オーティスのアブストラクトな1分強の小品。スタジオに籠り大半を1人でシコシコ作ったこのアルバムの中でも、この曲は1人でこじらせちゃった感が相当強い。




14. Fever In The Funkhouse / General Crook
  from 『General Crook』
ファンクハウスでフィーバー!ズッシリ重たいグルーヴにクラヴィネットが節足動物のようにゾロゾロと蠢く、何ともダーティーで凶暴なファンク。




15. This House Is Smokin' / B.T. Express
  from 『Do It 'Till You're Satisfied』
何でウチの中がそんなに煙たいのか、どう考えても健全な理由ではなさそう。七輪でサンマ焼いてるとかじゃないでしょう。曲自体はクール&ザ・ギャング「Funky Stuff」系のストリート・ファンクでカッコいい。真っ当な生活人はこの最高にイカしたファンクを聴いてキメましょう。




16. Funk Is In The House / Walter "Wolfman" Washington & The Road Runners
  from 『Funk Is In The House』
タイトルそのまんま、おうちでファンク!しかしこのジャケットはダメでしょう。密集し過ぎ。人んちに行かず、自宅でファンク聴こう。
funk is in the house