action
Action / The Blackbyrds
 Fantasy '77 

名門ハワード大学の学生たちにより結成されたジャズ・ファンク・バンド、ブラックバーズ。
恩師ドナルド・バードの庇護のもと、1974年にファンタジーからレコード・デビュー。以来、80年までの間に同レーベルから7枚のアルバムをリリースしている。メンバーがクラウチング・スタートをキメるジャケットもイカした本作『Action』は6枚目のアルバムだが、バードがプロデュースした彼らの作品としては本作が最終作となる。

本作も、基本的にはそれまでの作風から大きく変わることはない。時代柄、ストリングスのアレンジにディスコ色は忍び寄ってきているが、キレのいいジャズ・ファンクからメロウ・チューンまで、スカイハイ・プロダクションの諸作にも通じる洗練されたサウンドは安定感抜群。

アルバム・オープナーの「Supernatural Feeling」は楽しげな雰囲気でポップに弾むファンキー・チューン。「Lookin' Ahead」は流麗なストリングスを纏ったブギーなジャズ・ファンク。
「Mysterious Vibes」は都会の夜のムードに包まれる珠玉のメロウ・グルーヴ。キュリアス「I’m Kurious」をはじめ、サンプリング・ネタとしても重宝されたクラシック・チューン。「Something Special」はドラムとベースが繰り出すグルーヴに美麗なピアノが乗るジャジー・メロウ・ナンバー。

「Street Games」は宙を舞うストリングスにスペイシーなシンセサイザーが飛び交うディスコ・ファンク・チューン。「Soft And Easy」はまさにタイトルそのままの爽快メロウ・ナンバー。ラストの「Dreaming About You」は引きずるようなドラム・ブレイクが心地いいグルーヴを生むメロウ・ジャズ・ファンク。