2014/08

Lady Soul/Aretha Franklin Atlantic '68アトランティックからの3枚目。1枚目の『I Never Loved A Man The Way I Love You』と並び、アレサの、と言うよりもソウル・ミュージックを代表する大名盤。ピンと張り詰めた高音、ソウルフルなザラつきのある中~低域、圧倒的な歌 ...

Plum Happy/David T.Walker Zea Records '70メロウでファンキー、スピリチュアルかつ官能的なプレイで、ソウル~ジャズ界隈で確固たる地位を築いたギタリストの3作目のソロ・アルバム。ここでは、まだあの特徴的なフレージング、蕩けるようなエロいオブリガードは聴かれな ...

Sex Machine/James Brown King '7070年代JBの代表作と言えば、やはりコレか。69年のオーガスタでのライヴ+70年にオリジナルJB'sと録音したスタジオ擬似ライヴ音源からなる変則ライヴ盤。前半が擬似ライヴで、後半が本物のライヴとなっているが、『Love Power Peace』の火 ...

Sign Of The Times/Prince Paisley Park '87プリンスの最高傑作と目される2枚組大作。前年の『Parade』以降、本作リリースに至るまでの紆余曲折は次のとおり。カミール名義で『Camille』制作→プリンス&ザ・レヴォリューションとして『Dream Factory』(『Camille』収録曲 ...

Skin Tight/Ohio Players Mercury '74マーキュリー移籍後第1弾となるアルバムで、『Fire』と並ぶ傑作。脱退したジュニーに代わりイニシアチブを執るシュガーフットの存在感が強烈。あの気だるく猥雑でプンと臭うようなヴォーカルは、まさしくヴォイス・オヴ・ファンク。シ ...

Never Buy Texas From A Cowboy/The Brides Of Funkenstein Atlantic '79リン・メイブリィが抜けて、シーラ・ホーンとジャネット・マクグルダーが加入し、3人組となった2ndアルバム。1stでのリンとドーンのコンビネーションが抜群だっただけに、メンバー・チェンジは残念。 ...

Invasion Of The Booty Snatchers/Parlet Casablanca '791stとは打って変わって、Pファンク臭全開のジャケットが最高なパーレットの2nd。時節柄、ディスコ色やや強めではあるけれど、Pファンクらしさは十分保っていて、楽曲の良さもあって個人的には1stよりも気に入ってい ...

Quazar Arista '78Pファンクを抜けたグレン・ゴインズがプロデュースした、グレンの弟・ケヴィンのバンド、クエイザー。同じくクリントンから離反したジェロームが数曲でドラムを叩いている他は、Pファンク・メンバーの関与は無いが、ファンク・ナンバーはどこをどう切って ...

Hipper Than Hip Yesterday,Today & Tomorrow/Tower Of Power Real Gone Music '13タワー・オブ・パワーは名ライヴ盤を数多く残している。最も有名なのは、全盛期を少し過ぎたあたりの76年『Live And In Living Color』。2008年リリースの『The East Bay Archive Vol.1』 ...

Texas Funk Jazzman/Now-Again '05”Black Gold From The Lone Star State 1968-1975”と言うことで、英ジャズマン/米ナウ・アゲインという米英のディープ・ディギンなレア・ファンク再発レーベルによる、ご当地ローカル・レア・ファンク集シリーズのテキサス編。我々昭和 ...

Say Blow By Blow Backwards/Fred Wesley & The Horny Horns featuring Maceo Parker Atlantic '79ホーニー・ホーンズの2ndなんだけど、もうこの時期はフレッドもメイシオもPファンクとは距離を置いていたハズ。既に録ってあったマテリアルに手を加えて蔵出しした感じなん ...

Good God! A Gospel Funk Hymnal Numero ’06ヌメロのコンピはマニアック過ぎて流石に手が出ないのだが、このゴスペル・ファンク集は素晴らしい。ゴスペル自体、普段まったく聴かないのだけれど、その世界にもこんなファンキーな曲が数多く残されているというのは嬉しい。 ...

Tales Of Kidd Funkadelic/Funkadelic Westbound '76ウェストバウンドからの最終作。これがリリースされた1ヵ月後には、大メジャーのワーナーから『Hardcore Jollies』をリリースする離れ業をやってのける。キッド・ファンカデリックとは新加入のエース・ギタリスト、マイ ...

Ahh...The Name Is Bootsy,Baby/Bootsy's Rubber Band Warner '77Pファンク絶頂期の77年にリリースされたブーツィーの2nd、邦題『神の名はブーツィー』。キャラ立ち抜群のブーツィーは本隊パーラメントを凌ぐ人気だったようで、このアルバムはPファンク勢初のR&Bアルバムチ ...

The Heat Is On/The Isley Brothers T Neck '75『3+3』と双璧を成すアイズレーの代表作。一家6人によるセルフ・コンテインド体制を確立、アイズレー流儀のファンクとメロウなバラードの2本立て。リズム・キープに徹するストイックなアーニーのドラムス、グルーヴをタイトに ...

Goodby Old Friends/Aposento Alto Windeco '78墓標を前にコワモテが居並ぶマイナーGラップみたいなジャケットからしてプンと臭ってくる。アポセント・アルトはカリフォルニアのチカーノ系バンドらしいが、このアルバムはまさかのゴスペル・ラテン・ファンクの傑作。パーカ ...

Game,Dames And Guitar Thangs/Eddie Hazel Warner '7770年代後半に入ると、エディは度重なるトラブルとドラッグ禍で、レコーディングやステージからフェイド・アウト。このエディ唯一のアルバムも、収監中に一時保釈された時に録音されていたらしい。そのせいか、Pファン ...

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