FUNK OF AGES

Funk & Soul Disc Review

2014年10月

Hang On In There/Mike James Kirkland Bryan '72マーヴィンの『What's Going On』は当時のソウル・ミュージックに甚大な影響を与えたが、翌72年にリリースされたこのアルバムは、まさに『What's Going On』的なアルバム・コンセプトとサウンドで、当時はまったく売れなか ...

Talking To The People/Black Nasty Enterprise '73ADCバンドの前身となる、名前からしてファンキーなデトロイトのバンド、ブラック・ナスティがスタックス傘下のエンタープライズからリリースしたアルバム。B級ながら泥臭いファンクを楽しめる1枚。勢いのあるファンク・チ ...

He's Coming/Roy Ayers Ubiquity Polydor '72ロイ・エアーズは一応ジャズにカテゴライズされる人だけれど、70年代にポリドールから数多リリースされた作品は、どれもその時々のソウル・ミュージックの美味しい部分を掬い取ったようなサウンドで、当時のジャズ・リスナーか ...

Giants Of The Organ In Concert/Jimmy Mcgriff & Groove Holmes Groove Merchant '73泥臭くファンキーなオルガンを弾かせたら右に出る者のないグルーヴ・マスター、ジミー・マクグリフと、その師匠筋にあたるリチャード・グルーヴ・ホルムズ、オルガン・ジャズの巨人2人 ...

Zapp Warner '80記念すべきザップのメジャー・デビュー・アルバム。河地本によると、ブーツィーが同郷のロジャーをクリントンに紹介し、クリントンがワーナーとの契約を取り付けたのだが、この時クリントンはロジャーにPファンク流ビジネス術を入れ知恵し、ワーナーとはザ ...

Sweat Band Uncle Jam '80スウェット・バンドはブーツィー主導による企画モノのプロジェクト。アルバムはクリントンがCBS傘下に新設したレーベル、アンクル・ジャムのイニシャル・リリースとなったコレ1枚のみだが、Pファンク本隊よりも楽曲の幅が広く、リラックスした雰囲 ...

Play Me Or Trade Me/Parlet Casablanca '80Pファンクの傍系グループとしては最多となるパーレットの3作目。70年代末からメンバーの流出が相次ぎ、さしものPファンク一派も完全に失速していた頃にリリースされたアルバムだが、これがなかなかの出来。Pファンクの女性グルー ...

Sexy,Freaky,Electric/Tony Hussle Reprise '05グレン・ゴインズの甥だという新進R&Bシンガー、トニー・ハッスルのデビューEP。ジャケットのちょっとヌボーっとした顔立ちは、ゴインズ家の濃い血筋を受け継いでいるようだが、シンガーとしてはグレンのようなディープ・シャ ...

Kool & The Gang De-Lite '69クールのデビュー作にして、ストリート・ジャズ・ファンクの傑作。全曲インストで、ホーン・セクション主体の粗削りで若々しい勢いに溢れたファンク・グルーヴが最高にカッコいい。一般的には『Wild And Peaceful』あたりがこのバンドのピーク ...

Around The World In A Day/Prince & The Revolution Warner '85プリンスのキャリアにおいて、最もファンク度、ブラック・ミュージック濃度が薄い、いわば極北に位置するアルバム。前作『Purple Rain』の妖しく毒々しくギラギラした雰囲気とも、次作『Parade』のモノクロー ...

Rest In P/Eddie Hazel P-Vine '94エディの没後に追悼盤としてPヴァインが企画した未発表曲集。全曲エディの作曲で、生前唯一のソロ・アルバム『Game,Dames And Guitar Thangs』と同時期に録音された曲が大半と思われる。シンプルな編成の演奏でほとんどの曲がインスト、曲 ...

Good To Go Go/Chuck Brown with T.T.E.D.All Stars Jimco '92日本のジムコが企画したGo-Goコンピレーション。92年というとニュー・ジャック全盛で、ヒップホップが広く浸透し始め、メアリー・J以降のヒップ・ホップ・ソウルが新たなムーヴメントとなっていた頃。Go-Goの一 ...

Brown Sugar/D'angelo EMI '9590年代後半に隆盛を誇ったニュー・クラシック・ソウル。その流れに先鞭をつけた、エポック・メイキングなディアンジェロのデビュー作。大量のフォロワーを生み出し絶大な影響力を誇ったこのアルバムは、90年代のブラック・ミュージックにおけ ...

I'm Just Like You:Sly's Stone Flower 1969-70 Light In The Attic '1470年前後に、ごく短期間のみ存在したスライのレーベル、ストーン・フラワー。この頃のスライはドラッグでボロボロ。バンド・メンバーからも愛想尽かされ、物騒な取り巻きに囲まれながら、自宅屋根裏の ...

Struttin/The Meters Josie '70ミーターズのジョシー時代の最後のアルバム。基本的には前2作と同じく、スカスカのリズムとタメの深い独特のシンコペイト・グルーヴだが、時代の要請かアートのヴォーカルをフィーチャーした曲があるなどの変化もある。もちろん、このアルバ ...

Bring The Funk On Down/The J.B.'s Reunion P-Vine '99かつてJB'sでプレイした面々が、幹事フレッド・ウェズリーの仕切りで久々に集結した同窓会アルバム。面子はボビー・バード、セント・クレア・ピンクニー、ピー・ウィー・エリス、リチャード・クッシュ・グリフィス、 ...

Funk Power 1970:A Brand New Thang/James Brown Polydor '96JBの長いキャリアの中でも、最も創造性に溢れ革新的なファンクを量産していた時期=ブーツィー擁するオリジナルJB's時代にのみフォーカスを当てた編集盤。必然的に『In The Jungle Groove』とカブっている曲が多 ...

Moving South/Southside Movement 21th Century '75シカゴ出身のファンク・バンド、サウスサイド・ムーヴメントの3rdアルバム。75年というとファンク・バンド爛熟期。全米各地から若いファンク・バンドが狼煙を上げ、群雄割拠の状況を呈していた頃だ。このサウスサイド・ム ...

Funk Of Ages/Bernie Worrell Gramavision '90バーニーの2ndソロ・アルバム。Pファンク全盛期にリリースされた1st『All The Woo In The World』は、王道Pファンク・サウンドにバーニーの持ち味を上手く活かした、ややメロウな肌触りの傑作だったが、クリントンと袂を分かち ...

Gloryhallastoopid(Or Pin The Tale On The Funky)/Parliament Casablanca '79おそらく、パーラメントで最も評価の低いアルバム。このブログのハンドルネームは、このアルバムタイトルをモジったものだが、かと言って特別このアルバムを気に入っているわけでもない。ただ、 ...

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