2014/11

The Wild Magnolias Barclay '74ニュー・オリンズのインディアン・ファンク大傑作。打楽器を多用したパーカッシヴでトライバルなリズム、ウィリー・ティー、スヌークス・イーグリンらのバッキングによる土着的なファンク・グルーヴ、ボー・ドリスの咆哮するヴォーカルや野 ...

Gonzalez EMI '74UKのファンク・バンドとしては、おそらくアヴェレージ・ホワイト・バンドに次ぐ知名度を誇るゴンザレス。バンド名からも察しがつくが、メンバーは中南米系を中心に白人も含むスタジオ・ミュージシャン達によるプロジェクト的な性格が強い。コレは1stアルバ ...

F.B.I. Good Earth '76UKのファンク・バンド、Funky Band Inc.略してF.B.I.の唯一のアルバム。同じ76年のアヴェレージ・ホワイト・バンド『Soul Searching』に近い感触の、マイルドで渋いファンク/ソウル・サウンドが楽しめる。メンバーは黒白男女混成、歌は弱いが、モサ ...

Knights Of The Sound Table/Cameo Chocolate City '81キャメオ絶頂期の、『Cameosis』『Feel Me』と並ぶ傑作。ここに至ってメンバーは12人に膨れ上がり(ジャケットは10人しかいないが)、鉄壁の布陣によるバンド・アンサンブルは更に厚みを増した。ラリー・ブラックモン ...

Funky Good Time Live At Moonwalker 1/The Legendary Meters featuring The JB Horns Lakeside Music '93レジェンダリー・ミーターズとJBホーンズという一見豪華、ただし面子を見るとやや微妙な感じがする91年録音のライヴ盤。ミーターズの方はジョージ・ポーターとレオ ...

Raw Soul Express Cat '76フロリダ出身のファンク・バンド、ロウ・ソウル・エクスプレスの唯一のアルバム。彼の地らしいユルめのグルーヴィーなファンク/ソウルが楽しめる好盤。太いグルーヴのストリート・ファンク「R.S.E.」、分厚いホーン・セクションが畳み掛ける「Eme ...

No Discrimination/Tony Allen & The Afro Messengers Shanu Olu '79アフリカ70のドラマー、トニー・アレン。アフロ・ビートの核心とも言える存在だが、フェラ・クティの作品とは別に、70年代後半から自身のソロ・リーダー作もリリース。最初の3枚のソロ・アルバムはいずれ ...

Everything I Do Gonna Be Funky/O'donel Levy Groove Merchant '74もう、ファンク臭がプンと臭ってくるようなこのジャケットだけで傑作確定の、オドネル・レヴィーの5thアルバム。グルーヴ・マーチャントから結構な数のリーダー作を出している他、レーベル・メイトのジミ ...

Batman/Prince Warner '89中3の時に『Lovesexy』に衝撃を受けて以来、それ以前のアルバムを1枚づつ遡って聴いていき、丁度デビュー作『For You』まで行き着いた頃にリリースされた『Batman』。殿下ファンになって以降、初めて新譜としてリリースされたのがコレで、当時本当 ...

Bridging The Gap/Roger Reprise '91ザップ/ロジャーに初めて出会った曲は87年の「I Want To Be Your Man」だったが、アルバム初体験はこのロジャーのソロ4作目『Bridging The Gap』だった。スクリッティ・ポリッティのデイヴィッド・ギャムソンを共同プロデューサーに迎 ...

Live In Oklahoma 1976/Bootsy's Rubber Band Funk To The Max '0170年代のラバー・バンドのライヴ音源は、オフィシャルでは他に『Live In Louisville 1978』があるが、これはファンク・トゥ・ザ・マックスという聞き慣れないレーベルからリリースされたちょっと怪しげなCD ...

Understanding/Bobby Womack United Artists '72ラスト・ソウルマンことボビー・ウォマックは、サム・クックの影響下にあるディープなソウル・シンガーとしての評価がやはり先に立つが、時代を読む卓越したセンスと技量をも持ち合わせ、ギタリストとしての腕も一流の稀有な ...

Extension Of A Man/Donny Hathaway Atco '73ダニー・ハサウェイ、生前最後のアルバム。ソウル、ジャズ、ゴスペル、ラテン、クラシックまで、ダニーの血肉となった様々な要素を内包しつつ、極めて洗練された極上の音楽として結実した神盤。音楽家がその一生をかけて目指す ...

Black Water Gold/African Music Machine Soul Power ジュエル/ポーラ・レーベルのハウス・バンドだったというアフリカン・ミュージック・マシーン。コレは72~73年頃に録音したシングル曲を中心にまとめた編集盤。バンド名からして雰囲気アリまくりだが、ユルくてタイトな ...

Hip Hug-Her/Booker T.& The MG's Stax '67スタックスのハウス・バンドとして、オーティスやサム&デイヴをはじめ数々の60年代サザン・ソウル重要作の現場に立ち会ってきたMG's。ドラムス、ベース、ギター、オルガンという編成はミーターズと同じだが、実際ミーターズにも ...

Po'k Bones & Rice/Sam & The Soul Machine Funky Delicacies '02ミーターズの前身バンド、ネヴィル・サウンズから分派したのがこのサム&ザ・ソウル・マシーン。ミーターズがジョシーと契約しアルバム3枚リリースする一方、ソウル・マシーンの方もアルバムをレコーディン ...

A Black Man's Soul/Ike Turner & The Kings Of Rhythm Funky Delicacies '02コレ、久しぶりに聴き直して、改めてイイなと思った次第。アイク・ターナーが自身のバンドを率いて録音した69年作『A Black Man's Soul』に、ファンキー・デリカシーズがボーナス・トラックを4曲 ...

Good God! Born Again Funk Numero '09ヌメロの超マニアックなゴスペル・ファンク・コンピの第2弾。こちらも1枚目に負けず劣らずのディープで黒々としたダーティー・グルーヴ満載で素晴らしい。1曲目のパスター・T.L.バレット&ユース・フォー・クライスト・クワイア「Lik ...

P Is The Funk/George Clinton & The P-Funk All Stars P-Vine '93このシリーズ、顔見せ的な1作目、グッとクオリティが上がった2作目に続き、この3作目は更に良い曲が揃っている。この後の4~5作目も概ねコレと同程度のクオリティなのだから畏れ入る。1曲目のファンカデリ ...

Get Down Attack/General Caine Groove Time '8080年代屈指の重量級ファンク・バンド、ジェネラル・ケインの2nd。グレン・ゴインズの弟で、クエイザーのメンバーだったケヴィン・ゴインズが在籍していたため(次作『Girls』からで、本作には参加していない)、Pファンクに ...

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