2015/02

Wanna Make Love/Sun Capitol '76このジャケットにこのタイトル。これで出来が悪いはずがない、サンのデビュー・アルバム。オハイオ出身の大型ファンク・バンド、サンは、結構な枚数のアルバムをリリースしているが、2nd『Sunburn』では早くもディスコ・ファンクに軟化。そ ...

Urban Renewal/Tower Of Power Warner '74ガリバルディが一時脱退していた時に制作された5thアルバム。音楽的な完成度も高く、グルーヴ感たっぷりのファンクと、ジャジーで洗練されたソウルを聴かせる。バンドは鉄壁の演奏力を誇り、後任のドラマーも結構健闘していて、全 ...

Carolina Funk  First In Funk 1968-1977 Jazzman/Now Again '08ジャズマン/ナウ・アゲインのローカル・ファンク集のカロライナ編。このシリーズ毎度のことながら、カロライナと言われてもどんな音なのか、俄かにはピンと来ないわけだが、おそらくこのシリーズ5枚中でも ...

Change Up The Groove/Roy Ayers Ubiquity Polydor '74ロイ・エアーズは70年代半ばから徐々にディスコ・ファンクにシフトしていくのだが、74年の『Change Up The Groove』はまだジャズ・ファンク、ニュー・ソウル色を残していて十分に聴き応えがある。それにしても、リロイ ...

Galaxy/War MCA '77アースやPファンクを筆頭に、70年代後半は宇宙志向のファンク・バンドが幅を利かせていたが、埃と油に塗れたゲットー・チカーノ・ファンク・バンドの雄、ウォーまでも『Galaxy』なんていうストレートなタイトルのアルバムを出している。大ヒット作『The ...

Super Funk 4  Rare And Classic Funk From The Vaults 1966-1972 BGP '04BGPの名物レア・ファンク・コンピレーション・シリーズ『Super Funk』第4弾は、これまで以上に黒く濃厚なソウルで埋め尽くされた傑作選。過去3作と比べて60年代後半のファンキーなR&Bが多く収録さ ...

Breeding Of Mind/O'donel Levy Groove Merchant '72渋味あふれるソウル・ジャズ系ギタリスト、オドネル・レヴィーの2作目。ここではファンキーな色合いは抑え目で、メロウでリラックスした風情。ムーディーなストリングス・アレンジ、滑らかに滑るギター、気持ちいいグル ...

Fire On The Bayou/The Meters Reprise '75シリル・ネヴィルが正式加入してリリースされた6thアルバム。これまでもシリルはレコーディングやライヴでバンドをサポートしてきたが、正式にメンバーに加わったことで一気に露出が増加し、ヴォーカルを取る曲も多くなっている。 ...

We The People/The Soul Searchers Sussex '72チャック・ブラウン率いるソウル・サーチャーズの1stアルバム。まだ70年代前半ということもあって、ここで聴けるのはもちろんGo-Goではない。ジャズやアフロ、ラテンを溶かし込んだファンク・サウンドは、レア・グルーヴ的に見 ...

Bristol's Creme/Johnny Bristol Atlantic '7660年代からモータウンのライターとして活躍してきたジョニー・ブリストルの名盤。ジェイムス・ギャドソン、デイヴィッド・T・ウォーカーなど、グルーヴ錬金術師たちによる黄金のバッキング。76年でこのメンツ、マーヴィン『I W ...

Ordinary Story/Kipper Jones Virgin '9080年代に3枚のアルバムを残すファンク・バンド、ティーズのヴォーカルだったキッパー・ジョーンズが放ったソロ・デビュー作。主にキッパー自身がプロデュースし、チャッキー・ブッカーやキース・クラウチの助力を仰いで制作されたサ ...

Desitively Bonnaroo/Dr. John Atco '74近年は「ニューオリンズ音楽界の良心」みたいな印象が強いドクター・ジョン。特に、古き良きニューオリンズを体現した72年の『Gumbo』は名盤の誉れ高く、ドクターの代表作と言えばまずはコレということになるが、73~74年にアラン・ ...

First Taste Of Sin/Cold Blood Reprise '72西海岸の大型白人ファンク・バンド、コールド・ブラッド。どうしてもタワー・オブ・パワーとの比較で語られがちなバンドだが、TOPほどの黒さはなく、よりロックっぽい。リディア・ペンスのヴォーカルぱパワフルではあるが、ソウ ...

Live In Oslo/D'angelo Eurostar '122000年のヴードゥー・ツアー、ストックホルムでのライヴ音源は、『Live At Cirkus』のタイトルでブートが出回っていたが、どういうわけか2012年になって『Live In Oslo』という有り得ないタイトルで一般流通。ジャケ写も2012年の復活欧 ...

Ain't That A Bitch/Johnny Guitar Watson DJM '7650年代から活動するブルースマンが、70年代後半に突如ファンクに開眼。ジョニー・ギター・ワトソンのファンク期没入を記念するDJM移籍1作目『Ain't That A Bitch』。ギャングスタな出で立ちでギラギラしたヤバそな雰囲気を ...

Cold Heat  Heavy Funk Rarlities 1968-1974 Vol.1 Now-Again '04ナウ・アゲイン編纂のレアなへヴィー・ファンク集。先発の『Funky 16 Corners』と同種のコンピだが、ジャズ・ファンク的な曲は無く、よりタフでハード、ガッツリ濃厚で聴き応えがある。音も太くていい。一 ...

Black Heat Atlantic '72ワシントンDCのファンク・バンド、ブラック・ヒートのデビュー作。ファンク・バンドとしての完成度を高めた2nd『No Time To Burn』も傑作だが、ラフなストリート感覚とアフロ/ジャズ・ファンク的なサウンド、熱く燃えたぎるような勢いに溢れた本作 ...

Facts Of Life/Bobby Womack United Artists '73手抜き感満載のイラスト・ジャケ、自作曲は10曲中2曲だけという、地味な印象のアルバム。だが、実際は噛むほどに味がじんわり沁み出してくるような、なかなか充実した良作。マッスル・ショールズの芳醇な南部ソウルの味わい ...

Live In Louisville 1978/Bootsy's Rubber Band Disky Communications '9920年経ってからリリースされた、ラバー・バンド絶頂期、プレイヤー・オブ・ザ・イヤー・ツアーの蔵出しライヴ音源。日本でもPヴァインからリリースされていた。ややラフでルーズな感じの『Live In O ...

Supermellow/Paul Humphrey Blue thumb '72東のパーディー、西のハンフリー、と言ったらギャドソン先生に怒られそうだが、ジミー・スミス『Root Down』やマーヴィン・ゲイ『Let's Get It On』など、70年代前半の西海岸ジャズ~ソウル系のセッションで引手数多だったポール ...

↑このページのトップヘ