2015/03

Betty Davis Just Sunshine '73マイルス・デイヴィスの元奥方、ベティ・デイヴィスの1stアルバム。マイルスの音楽活動にも少なからず影響を与えていたと言われる彼女、マイルスにジミヘンを聴かせたのもベティだとか。そんな高感度のアンテナと幅広い人脈を持つベティが、 ...

Harold Melvin & The Blue Notes Philadelphia International '72フィリー・ソウル黄金期の大傑作、ハロルド・メルヴィン&ブルー・ノーツの1stアルバム。プロデュースはもちろんケニー・ギャンブル&レオン・ハフ、ミュージシャンは、アール・ヤング、ノーマン・ハリス、 ...

Testing Positive 4 The funk/George Clinton & The P-Funk All Stars  P-Vine '93Pファンク未発表曲集シリーズの第4弾。本作では、ゴリゴリのファンクは控えめで、オーソドックスなソウル・ナンバーやフュージョンっぽい曲なども含む。つまらない曲もあるし、前作の『P I ...

Wasted/The Gaturs featuring Willie Tee Funky Delicacies '94ニューオリンズの才人、ウィリー・ティー率いるバンド、ゲイターズの70年代初期の音源を中心に纏めた編集盤。後にワイルド・マグノリアスの2枚の傑作インディアン・ファンク盤に大きく関与することになるウィ ...

All 'N All/Earth,Wind & Fire Columbia '77「Fantasy」が入ってるばっかりに、色眼鏡で見られがちなアースの大ヒット作。だが、ナメてはいけない。その「Fantasy」はやはり凡庸な曲で、この際聞き流すとして、他の曲は無視できない出来。ディスコ期突入直前にギリギリ踏み ...

East Of Underground CEC '71駐独米軍主催のコンテストで優勝したアーミー・バンドが副賞としてリリースした、僅か100枚プレスされたのみだというウルトラ・レア盤。さすがに素人バンドだけに、オリジナル曲は無く、当時のヒット曲のカバーばかり。チープでイナたいC級ファ ...

Life/Sly & The Family Stone Epic '68『Stand!』で大爆発する直前の3rdアルバム『Life』。サイケデリックでロックでファンキー、過渡期の作品だが難解な印象はなく、ポップなアルバム。故にファンク/ソウル耳には馴染みにくいとも言えるが、『Stand!』で見せたグラマラス ...

Live At The Lighthouse/Grant Green Blue Note '72ソウル・ジャズ・ギターの巨人、グラント・グリーン。この人のアルバムで好んで聴くのは専らライヴ盤で、『Alive!』や『Live At Club Mozambique』など名盤中の名盤だが、なかでもおそらく最もハード・グルーヴなのがこの ...

Funky Chicken/Willie Henderson & The Soul Explosions Brunswick '70ファンキー過ぎるジャケットが異彩を放つ、ブランズウィックのプロデューサー/アレンジャー、ウィリー・ヘンダーソンのリーダー作。シカゴらしい流麗なアレンジも随所に聴かれるが、それよりもジャケ ...

Bridges/Gil Scott-Heron & Brian Jackson Arista '77アリスタ移籍後から前作『It's Your World』までの3作は、ミッドナイト・バンドを従えたジャズ/ラテン/ファンクのハイブリッドだったが、この『Bridges』ではラテン色はほぼ排除。今作からマルコム・セシルが制作に ...

Trick Bag/The Meters Reprise '76ミーターズ通算7作目は、いわく付きの問題作。マネージャーのマーシャル・シホーンがバンドのリハーサル・テープを勝手にリリースしようと画策、メンバーは企みに気付いたもののリリースを止められず、数曲録り直すので精一杯、というのが ...

Right On Be Free/The Voices Of East Harlem Elektra '70ニューヨークの施設の少年少女達による多人数ゴスペル・グループ、ヴォイシズ・オブ・イースト・ハーレムの1stアルバム。とにかく子供たちのフレッシュで分厚いゴスペル・コーラスが圧巻だが、バックアップする西海 ...

Person To Person/Average White Band Atlantic '77『Soul Searching』リリース後のツアーの模様を収めた2枚組ライヴ盤。バンドの最充実期だけに、どっしり腰の据わったファンク・グルーヴと、切れ味鋭いギター・カッティングとホーン・セクションがキマりまくる。アラン・ ...

Love Don't Come No Stronger/Jeffree Expansion '03インヴィクタス/ホットワックスのライターにしてシンガーのグレッグ・ペリーを兄に持つ、ジェフリーことジェフ・ペリー。有名な79年のMCA盤は未だにCD化されていないが、コレはそのMCA盤からの3曲を含む、70年代後半と9 ...

Live At The Lighthouse/Charles Earland Prestige '72オルガン奏者、チャールズ・アーランドが名門プレスティッジに残したジャズ・ファンク・ライヴ名盤。この頃はまだ宇宙志向に目覚める前。アーシーで脂っこいファンキーなグルーヴ、何ともダークで怪しくスモーキーなム ...

Good High/Brick Bang '76アトランタの4人組ファンク・バンド、ブリックの傑作1st。当時のファンク・バンドとしては少人数の編成だが、骨太で黒々としたファンクに、リーダーのジミー・ブラウンの管やストリングスをあしらったサウンドは非常に完成度高い。挨拶代わりのフ ...

Soul,Funk And Afro Rarities  An Introduction To ATA Records Here & Now '14イギリスのATAというマイナー・レーベルで、60~70年代に制作されたというレア音源集。このレーベルについて詳しいことはよく分からないのだが、残された音源は硬質で黒々としたファンクに、 ...

Master Plan Inc. Jazzman '13マスター・プラン・インクは、わずかシングル1枚のみで終わったシカゴのファンク・バンドとのこと。しかし、表舞台からは消え去ったものの、バンドはメンバー・チェンジを繰り返しながら地道に活動を維持。17曲入りのこの編集盤は、当然ながら ...

Live At Club Mozambique/Lonnie Smith Blue Note '95ドクター・ロニー・スミスの発掘ライヴ音源。デトロイトのクラブ・モザンビークでの70年のライヴ。数多くのジャズ・ファンク名盤を残すスミスだが、なかでもこのライヴ盤は格別。ゴツゴツしたファンク・グルーヴ、真っ ...

Vintage Blood  Live! 1973/Cold Blood Dig Music '01コールド・ブラッドの、73年スタジオ・ライヴの発掘音源。73年というと、4作目『Thriller!』リリース後。全5曲で長尺の曲が多く、粗削りだが勢いのある演奏と歌が楽しめる。1stアルバムから2曲、2nd『Sisyphus』から1 ...

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