2015/11

Hutson / Leroy Hutson Curtom '75 シカゴの才人、リロイ・ハトソン。名門・ハワード大学ではダニー・ハサウェイと同窓にしてルーム・メイト。ダニーの代表曲「The Ghetto」を共作し、カーティス・メイフィールドの後釜としてインプレッションズのリード・シンガーに抜擢 ...

Future Flight Capitol '81 ラモン・ドジャー・プロデュースによる4人組バンド、フューチャー・フライトの唯一のアルバム。同時期にやはりラモン・ドジャーが手がけたジンガラ同様、本作も80年代ソウルの傑作。このバンドの最大の魅力は、ドラムス/リード・シンガーのの ...

H.P. Riot Concept '74 ベイエリア出身の10人組ファンク・バンドが、何故かカナダで録音したアルバム。『Stand!』を連想させるジャケットからも明らかなとおり、彼の地のヒーロー、スライからの影響が濃厚。ロックっぽさもあるベイエリアらしい乾いたグルーヴ、タワー・オ ...

A Whole New Thing / Sly & The Family Stone Epic '67 シンシア・ロビンソンが亡くなった。ファミリー・ストーンのオリジナル・メンバーという事実だけでも偉大な存在だが、その前身バンドであるストーナーズ時代からスライと活動を共にし、全盛期はもちろん、スライの妹 ...

Come / Prince Warner Bros '94 ワーナーとの泥沼の闘争の果て、プリンスは自らの名前の封印を宣言、類稀なる才能で一世を風靡したアーティスト:プリンスは死に、その“遺作”としてリリースされたのが本作『Come』。本作の特殊な性格故か、アルバム全体に暗く沈んだトー ...

Living In The Streets Wah Wah Jazz,Funky Soul,And Other Dirty Grooves BGP '99 英BGPのファンク/レア・グルーヴ・コンピレーション・シリーズ、『Living In The Streets』の第1弾。BGPには『Super Funk』という名物シリーズがあるが、『Super Funk』のコンセプトが ...

Bubble Gum / The 9th Creation Rite Track '75 オークランド出身の10人組ファンク・バンド、9thクリエイション。アルバムは2枚のみで、コレは1枚目の方。何ともベイエリアらしい、分厚くソリッドなホーン・セクションと屈強で土臭いグルーヴがカッコいいが、いい塩梅で注 ...

The Awakening / Lord Finesse Penalty '95 ディギン・イン・ザ・クレイツの筆頭格、ロード・フィネスの大傑作3rdアルバム。イナタく粗削りなファンクネス滴る2nd『Return Of The Funkyman』も好きな作品だが、洗練されたネタ使いとプロダクションで、ソウルフルでジャジ ...

Tomorrow / "Blackman" Akeeb Kareem EMI Nigeria '74 アフロ・ファンクの埋もれた黒い宝石を発掘リリースする、Pヴァインの"Blacker Than Black"シリーズにラインナップされた1枚。ナイジェリアのミュージシャン、ブラックマン・アキーブ・カリームの、コレは2ndアルバム ...

Big Bad Bo / Bo Diddley Chess '74 ロックンロールのオリジネイターの一人としてあまりにも偉大なボ・ディドリー。ボ・ディドリー・ビートなるものを発明し、音楽史に大きな足跡を残した偉人だが、70年代前半には他の多くのミュージシャン同様、ファンクに傾倒した作品を ...

The Other Side / Lynden David Hall Cooltempo '00 UKの才能ある自作自演派アーティスト、リンデン・デイヴィッド・ホール。Pファンクのグレン・ゴインズと同じ病、ホジキン・リンパ腫により2006年に31歳の若さで他界。その才能に見合うだけの評価と成功を手にすることな ...

Shawn-Neeq / Calvin Keys Black Jazz '71 ジャズ・ギタリスト、カルヴィン・キーズのブラック・ジャズ・レーベルからリリースした1stアルバム。このレーベルらしい、ブラックネス滴るスピリチュアル・ジャズ・ファンク・サウンドを従えて、これまた脂ぎってギラついたキ ...

Don Blackman GRP '82 ウェルドン・アーヴィン『Sinbad』やロイ・エアーズのユビキティー、レニー・ホワイトのバンドなどで活躍した鍵盤奏者、ドン・ブラックマンのソロ・アルバム。デイヴ・グルーシンとラリー・ローゼンによるプロデュースのこのアルバム、近年はジャジ ...

Funky Rob Way / Rob Essiebons '77 ガーナ出身のロブことロイ・レインドルフの1stアルバム。この人について詳しいことは知らないのだが、土着的な雰囲気は薄めで、アメリカのファンク/ソウル・ミュージックに大きく影響を受けたサウンド。チープなシンセが個性的な良質 ...

Let's Do It Again / The Staple Singers Curtom '75 ステイプル・シンガーズと言えば、まずは「I'll Take You There」「Respect Yourself」といったソウル・クラシックをモノにしたスタックス時代ということになるが、カートム・スタジオで録音された本作や次の『Pass It ...

Style / Cameo Atlanta Artists '83 82年の『Alligator Woman』で、バンド・メンバーを12人から5人に削減する大リストラを敢行、そのユニークな個性と作品の質をキープしつつ、よりソリッドなファンク・サウンドを手に入れたキャメオ。続く本作『Style』で更に1人減らし4 ...

Summer Of '73 / Marvin Holmes & Justice Brown Door '73 ベイエリアのマイナー・レーベル、ブラウン・ドアを主宰するマーヴィン・ホームズ率いるバンドの2ndアルバム。アルバム・ジャケット及びタイトルから漂う青臭くも甘酸っぱいムードも最高だが、土臭いラテン・パー ...

It's Rough Out Here / The Modulations Buddah '75 ワシントンDC出身の4人組ヴォーカル・グループ、モデュレイションズ。同じDC出身のトゥルー・リフレクションズのフィリー録音盤『Where I'm Coming From』への曲提供などでも知られるが、彼ら自身もフィリーに赴き、MFS ...

At Rozy's / The Meters Reg Associates '81 ブート臭いアルバムだが、アマゾンでも取り扱いがあるし、普通に流通してるっぽいので一応正規盤ということでいいのだろうか。76年12月のライヴ音源を81年になってリリースしたもので、聞き覚えのないレーベルだし、ミーターズ ...

Sun Goddess / Ramsey Lewis Columbia '74 アルバム・タイトルをイメージしたジャケットも強烈なラムゼイ・ルイスのジャズ・ファンク名盤『Sun Goddess』。ラムゼイのアルバムは何枚か聴いたが、ファンク/ソウル耳にはやはりこのアルバムが一番聴きやすい。アルバム中の2 ...

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