2015/12

Street Songs / Rick James Motown '81 モータウンの異端児、リック・ジェイムス。同じ78年デビュー、セクシャルな歌詞や黒人的美意識から大きく逸脱したファッション・センス、何より、この世界では少数派であるソロ・ファンク・アーティストであるという点で、何かとプ ...

Let's Do It Again / The Fatback Band Perception '72 ビル・カーティス率いるニューヨークのNo.1パーティー・ファンク・バンド、ファットバックの記念すべき1stアルバム『Let's Do It Again』。ここで聴ける音は、イヴェント・レーベル移籍後の名盤『Keep On Steppin'』 ...

Marvin Holmes & The Rush Experience Brown Door '13 マーヴィン・ホームズが自身のバンド、ジャスティスを結成する以前に短期間活動していたというラッシュ・エクスペリエンス。このバンドはベイエリアらしく白人メンバーも多く含んでいたようだが、本作は71年頃に録音 ...

Texas Twister / Melvin Sparks Eastbound '73 プレスティッジの数々のジャズ・ファンク/ソウル・ジャズ作品に参加し、またソロ・アルバムも多く残したギタリスト、メルヴィン・スパークス。あのコンラッド・ジョンソン先生がカシミア高校赴任以前に教鞭を執ったブッカー ...

They Say I'm Different / Betty Davis Just Sunshine '74 ベティ・デイヴィスの2ndアルバム『They Say I'm Different』。73年の1stアルバムはグレッグ・エリコ・プロデュースで、ラリー・グラハムはじめグラハム・セントラル・ステーションのメンバーが中心になってバッ ...

I'll Be Your Rainbow / Bobby Wilson Buddah '75 ボビー・ウィルソンの唯一のアルバム『I'll Be Your Rainbow』。デトロイトのユナイティッド・サウンドやマイアミのTK、フィラデルフィアのシグマなどで録音された本作は、名匠ヴァーノン・バロックのプロデュース、ポー ...

Percussion Explosion! / Herman Kelly & Life Electric Cat '78 マイアミで活動していたパーカッショニスト、ハーマン・ケリーの唯一のアルバム『Percussion Explosion!』。サンプリング・ネタとしてあまりにも有名なファンク/レア・グルーヴ盤だが、アルバム全体として ...

In The Christmas Groove Strut '09 英ストラット編纂のファンキーでソウルフルなクリスマス・ソング・コンピレーション。どの曲も鈴の音やクリスマスっぽいムード十分だが、ボトムの方ではドス黒へヴィーなファンク・グルーヴが蠢いていて最高。シーズン関係なく楽しめる ...

Body Music / Afro Funk Kabana '73 イギリス在住の西アフリカ系移民により結成されたバンド、その名もアフロ・ファンク。唯一のアルバムとなる本作『Body Music』は、泥臭いアフロ・グルーヴとドス黒くウネるファンクネスが渦巻く、アフロ・ファンク/レア・グルーヴの傑 ...

Harlem Underground Paul Winley '76 ジョージ・ベンソン、ウィリス・ジャクソンを中心にしたプロジェクト、ハーレム・アンダーグラウンド。レーベル・オーナー夫人のアン・ウィンリーのヴォーカルをフィーチャーした本作は、路地裏の饐えた臭いが漂うジャズ・ファンク/ ...

Soul Degrees / Camelle Hinds Victor '96 UKのファンク・バンド、セントラル・ラインのベーシストで、スタイル・カウンシルのサポート・メンバーでもあったカメール・ハインズの96年のソロ1stアルバム。本作『Soul Degrees』は日本のみのリリースで、99年になってようや ...

Silky Soul / Maze featuring Frankie Beverly Warner Bros '89 コレは当時リアルタイムで聴いた思い出深い1枚。メイズは77年のデビュー以来、地味だが質の高いソウル・ミュージックを生真面目に作り続けてきた職人バンド。そんな彼らも89年の本作『Silky Soul』では、時 ...

Alive! / Grant Green Blue Note '70 グラント・グリーンの作品はそれほど多くは聴いていないのだが、なかでは『Live At The Lighthouse』と本作『Alive!』の2枚のライヴ盤がお気に入り。ソリッドなファンクネスを一心不乱に刻み付ける『Live At The Lighthouse』に比べ、 ...

Sunfire Warner Bros '82 レジー・ルーカスが結成した3人組のグループ、サンファイアの唯一のアルバム。ルーカス以外のメンバーは、ヴォーカルのローランド・スミスとドラムスのレイモンド・カルホーンだが、盟友ジェイムス・エムトゥーメイの他、マーカス・ミラー、アン ...

Music Is The Message / Kool & The Gang De-Lite '72 クール&ザ・ギャングの4thアルバム『Music Is The Message』。4枚目と言っても、うち2枚はライヴ盤なので、スタジオ録音盤としては2枚目ということになる。本作は、デビュー時の粗削りなジャズ・ファンク寄りのサウ ...

Mecca And The Soul Brother / Pete Rock & C.L. Smooth Elektra '92 EP『All Souled Out』に続きリリースされた、ピート・ロック&C.L.スムースの1stフルアルバム『Mecca And The Soul Brother』。黒くウネるビート、スモーキーなホーン、メロウなウワもの、ジャズやソウ ...

Just Me 'N You / J.R. Bailey Mam '74 JRベイリーというと、まずはダニー・ハサウェイ「Love,Love,Love」のライターとして名を残す人だが、74年にリリースした本作『Just Me 'N You』もニュー・ソウル/スウィート・ソウルの名盤として名高い。マーヴィン・ゲイ『What's ...

Wayne Mcghie & The Sounds Of Joy Birchmount '70 ジャマイカ出身のウェイン・マッギーがカナダはトロントに渡り、自身のバンドと共に吹き込んだ唯一のアルバム。その出自から窺えるようなレゲエっぽさは希薄で、土臭く骨太なグルーヴが貫くファンク/ソウル・アルバム。 ...

You Can Fly On My Aeroplane / Wee Owl '77 ノーマン・ホワイトサイド率いるオハイオのグループ、ウィーの唯一のアルバム『You Can Fly On My Aeroplane』。オハイオと言ってもプレイヤーズ・スタイルのファンクをやっているわけではなく、ジャケットのイメージに通じる ...

U.S. Music with Funkadelic Westbound '09 ゲイリー・シャイダー、コーデル・ブギー・モッソンを輩出したU.S.(=United Soul)。ゲイリーとブギーはもともと子供時代にクリントンの床屋に出入りしていたようで、72年の『America Eats Its Young』あたりからファンカデリッ ...

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