2016/03

Love & Understanding / Kool & The Gang De-Lite '76 クール&ザ・ギャングは、やはり初期のストリート・ジャズ・ファンク路線が好みで、73年の『Wild & Peaceful』がピークだと思うが、それ以降の作品の中では、76年の本作『Love & Understanding』はかなり好きなアルバ ...

Why Can't We Be Friends? / War United Artists '75 ウォーの代表作とされることも多い、75年のアルバム『Why Can't We Be Friends?』。ラテン/ジャズ/ロックの要素を取り込んだ、LAゲットー直送のハイブリッド・ファンクで人気を博したウォーだが、本作はそれまで以上 ...

The Funk Is In Our Music / The Ingram Kingdom Excello '76 ニュー・ジャージー出身のイングラム兄弟からなるファミリー・バンド。イングラム名義で数枚のアルバムを残しているが、本作『The Funk Is In Our Music』はイングラム・キングダム名義でりりーすされた彼らの ...

California Soul Luv N' Haight '03 米ラヴン・ヘイト編纂の傑作コンピレーション『Calfornia Soul』。副題に"Rare Funk,Soul,Jazz & Latin Groove From The West Coast 1965-1981"とある通り、西海岸の乾いた空気充満のレア・グルーヴ集。泥臭いディープ・ファンク一辺倒 ...

Breaking Atoms / Main Source Wild Pitch '91 90年代前半、エリック・B&ラキムやナズなど、数多くの外部プロデュースを請け負い、プレミアやピート・ロックらと並ぶこの時代のトップ・プロデューサーの一人に数えられるラージ・プロフェッサー。彼が率いる1MC・2DJの3人 ...

The Need Of Love / Earth,Wind & Fire Warner Bros. '71 アースのワーナーからの2ndアルバム『The Need Of Love』。1st同様にファンク/ソウル/ジャズ/ロックのゴッタ煮グルーヴで、こういうカテゴライズしづらいサウンドでは、当時商業的に成功しなかったのも無理はな ...

Uptown Rulers! Live On The Queen Mary / The Meters Rhino '92 75年3月、ポール・マッカートニーのアルバム『Venus & Mars』リリース記念の、クイーン・メアリー号船上パーティーでのミーターズのライヴ音源を、92年になってライノが発掘リリースしたアルバム。おそら ...

She's Strange / Cameo Atlanta Artists '84 82年の『Alligator Woman』以降、バンド・メンバーを削減し、人力ファンク・グルーヴから80年代的な打ち込みサウンドへと移行していったキャメオが、その路線を更に一歩推し進めたのが84年の本作『She's Strange』。この83~84 ...

Curtis In Chicago / Curtis Mayfield Curtom '73 本作は、73年にカーティスの地元シカゴで放送されたTVライヴの模様を収めたアルバム。一応カーティスのソロ・アルバム扱いになっているが、カーティスのソロ曲は2曲のみで、他は新旧インプレッションズやリロイ・ハトソン ...

The Revival / Tony! Toni! Tone! Wing '90トニ・トニ・トニの2ndアルバム『The Revival』。コレは当時リアルタイムで聴いていたアルバム。アイドル的なスタンスでデビューしたトニーズだが、この2ndではバンド・スタイルに移行、デビュー作を手掛けたフォスター&マッケル ...

Hang On In There Baby / Johnny Bristol MGM '74 モータウンなどで作曲家/プロデューサーとして華々しい実績を残したジョニー・ブリストルが、歌手としてリリースした1stアルバム『Hang On In There Baby』。満を持してリリースした自身のリーダー作だけに、アルバム収 ...

Black Byrd / Donald Byrd Blue Note '73 50年代から活躍するジャズ・トランペッター、ドナルド・バードが、ジャクソン5などを手掛けたモータウンの作曲チーム、ザ・コーポレーションの一員だったフォンスと、その兄ラリーのミゼル兄弟=スカイ・ハイ・プロダクションと手 ...

Club Classics Vol. One / Soul Ⅱ Soul Virgin '89 コレは当時リアルタイムでハマった思い出深き1枚。「Keep On Movin'」をラジオで初めて聴いた時、かなりの衝撃を受けた。重く引きずるような無機質なビートの上に、流麗なストリングスや鍵盤が流され、ソウルフルな女性 ...

Givin' It Back / The Isley Brothers T-Neck '71 ギターを抱えた長兄3人のジャケットが印象的な本作『Givin' It Back』は、次作『Brother,Brother,Brother』と並んで、アイズレーがニュー・ソウルへ最も接近したアルバム。シンガー・ソングライター然としたジャケットが ...

There It Is / James Brown Polydor '72 ブーツィーら脱退後も『Hot Pants』『Revolution Of The Mind』といった傑作を連発し、依然好調をキープしていたJBだが、本作『There It Is』あたりからやや翳りが見え始める。ファンクは相変わらずのクオリティで、特にタイトル曲 ...

Salt Of The Earth / The Soul Searchers Sussex '74 チャック・ブラウン率いるソウル・サーチャーズの2ndアルバム『Salt Of The Earth』。前作『We The People』同様に、ファンクの大鍋にジャズやラテン、アフロをブチ込んでグツグツと煮込んだレア・グルーヴ・サウンド ...

Shaft In Africa / Johnny Pate ABC '73 『Shaft』シリーズの第3弾、ジョニー・ペイトがスコアを担当した『Shaft In Africa』のサウンド・トラック盤。チェイス感満載のスリリングなビッグ・バンド・ジャズ・ファンクで、アルバム1枚通して楽しめるレア・グルーヴ傑作。オ ...

Austin Funk / Steam Heat Fable '75 テキサス出身の8人組ファンク・バンド、スティーム・ヒート。メンバーのうち黒人は2人のみという白人主体のバンドだが、ローカルなイナタいファンク臭溢れる作品になっていて、ファンク/レア・グルーヴ好きなら楽しめる好盤。アルバ ...

Back In Time / Judith Hill NPG '15 マイケル・ジャクソンのツアーに起用されるなど、知る人ぞ知る存在だったらしい日系人シンガー、ジュディス・ヒル。コロンビアとアーティスト契約するも、一向にデビューの機会がないまま飼い殺し状態だったジュディスに手を差し伸べ ...

Hit N Run Phase Two / Prince NPG '15 2015年に、『Hit N Run Phase One』から僅か3ヵ月後に配信リリースされた『Phase Two』。ようやくCDリリースされたものの、ほとんど流通していないようで、アマゾンでも取り扱いが無い状態で、しかたなく海外から取り寄せた次第。『 ...

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