2016/11

Let Me Be Your Lover / Patterson Twins Commercial '78 ミシシッピ生まれの双子のパターソン兄弟、その名もパターソン・ツインズのレア盤として名高い、そして強烈過ぎるジャケットの本作『Let Me Be Your Lover』。ケブ・ダージが本作中の「Gonna Find A True Love」を ...

Ⅲ / The Gap Band Mercury '80 オクラホマ出身のウィルソン3兄弟によるファンク・バンド、ギャップ・バンドの通算5作目で、マーキュリーからの3枚目のアルバム。へヴィーで踊れるファンクと、メロウでエロいバラードの2本立てで80年代前半に人気を博したバンドで、チ ...

What's Going On / The Dirty Dozen Brass Band Shout! Factory '06 ダーティー・ダズン・ブラス・バンドの、マーヴィン・ゲイ『What's Going On』を曲順もそのままに全曲カバーした異色作。前年にハリケーン・カトリーナで甚大な被害を被った故郷ニューオリンズで、悲嘆 ...

Bustin' Outta The Ghetto / Carlos Malcolm AJP '70 パナマ生まれでジャマイカやニューヨークでも活躍したトロンボーン奏者、カルロス・マルコム。本作『Busttin' Outta The Ghetto』は、スカ/レゲエなどにベースを置きつつも、ファンク/ソウルに大幅に接近した作品で ...

Drop The Line / Trey Lewd Reprise '92 ジョージ・クリントンの子息、トレイ・リュードことトレイシー・ルイスのソロ・アルバム。既に70年代末頃からPファンクに帯同して活動していたようで、例の5枚連続でリリースされた未発表曲集にも、80年代前半に録音されたトレイシ ...

Tellin' It / Ann Peebles Hi '75 アン・ピーブルズの74年の名盤『I Can't Stand The Rain』に続く75年作『Tellin' It』。この頃になると、ハイ・サウンドもかなり洗練されてきて、成熟をやや通り越して水気の多い印象だが、それでも、ハワード・グライムスとホッジス3兄 ...

Show Time / Slave Cotillion '81 スレイヴの通算6作目のアルバム『Showtime』。バンドのイニシアティブを握っていた、フィアレス・リーダーことスティーヴ・ワシントンが前作『Stone Jam』を最後に脱退し、本作はスティーヴ・アーリントン主導で制作。中核メンバー脱退に ...

(For God's Sake) Give More Power To The People / The Chi-Lites Brunswick '71 シカゴの名門ヴォーカル・グループ、チャイ・ライツの代表作『(For God's Sake) Give More Power To The People』。ソングライター/プロデューサーとしても才能を発揮するリード・シンガ ...

Myron & The Works P-Vine '08 自作自演派のネオ・ソウル系シンガー、マイロンの3rdアルバムとなる本作は、オーバーダブ無しの生バンドによる一発録りという異色作。ミシェル・ンデゲオチェロ、ロバート・グラスパーといった凄腕を含むバンドは、少人数ならではのインティ ...

Bay Area Funk 2 Luv N' Haight '06 ラヴン・ヘイト編纂の西海岸ファンク・コンピレーションの第2弾『Bay Area Funk 2』。シリーズ初作の『Bay Area Funk』をまだ取り上げていないが、たまたまこちらの2作目を久し振りに聴き返したので、こっちを先にレヴュー。60年代末~ ...

Who's Gonna Save The World / Father's Children Numero '11 79年にマーキュリーからアルバム1枚を残したワシントンDCのバンド、ファザーズ・チルドレン。その79年作は正直あまり印象に残っていないのだが、ヌメロが発掘リリースした本作『Who's Gonna Save The World』 ...

Finders Keepers / Soul Children Epic '76 サザン・ソウル屈指のヴォーカル・グループ、ソウル・チルドレン。スタックスから4枚のアルバムをリリースした後、シェルブラ・ベネットが脱け、ジョン・コルバート、ノーマン・ウェスト、アニタ・ルイスの3人組となりエピック ...

Waltz Of A Ghetto Fly / Amp Fiddler Genuine ’04 80年代末頃からPファンクに合流し、クリントンの『The Cinderella Theory』に大きく貢献したアンプ・フィドラー。兄(弟?)のバブスと組んだユニット、Mr.フィドラーとしてリリースした『With Respect』は今でもよく聴 ...

Check It Out / Tavares Capitol '73 マサチューセッツ出身の5人兄弟からなるヴォーカル・グループ、タヴァレスの1stアルバム『Check It Out』。全10曲中8曲がジョニー・ブリストルによるプロデュース、ジェイムス・ギャドソン、ジェイムス・ジェマーソン、デイヴィッド・ ...

The Joneses Epic '77 ニューヨークの5人組ヴォーカル・グループ、ジョーンジズがフィラデルフィアに赴き、ボビー・イーライ・プロデュースのもと、MFSBをバックにシグマ録音したのが本作。77年と言うと、おそらく一番良い時期のMFSBの最後の方の録音だと思うが、名曲・名 ...

People's Instinctive Travels And The Paths Of Rhythm / A Tribe Called Quest Jive '90 ア・トライブ・コールド・クエストの1stアルバムにして超名盤『People's Instinctive Travels And The Paths Of Rhythm』。アートワークの印象そのままの多彩なサンプリング、ポッ ...

Man-Child / Herbie Hancock Columbia '75 『Head Hunters』『Thrust』と続いたヘッドハンターズ期のハービー・ハンコックの3作目『Man-Child』。本作ではヘッドハンターズのメンバーに加え、ウェイン・ショーター、アーニー・ワッツ、デイヴィッド・T・ウォーカー、ワー ...

Elixer / Bria Valente NPG '09 当初アメリカではスーパー・マーケット・チェーン、ターゲットでの独占販売となった『Lotusflow3r』『Mplsound』『Elixer』の3枚セット。3枚組の1個の作品というよりは、それぞれ方向性の異なる独立した3枚のアルバムをパッケージして抱き ...

Stress(The Extinction Agenda) / Organized Konfusion Hollywood Basic '94 ファロア・モンチとプリンス・ポエトリーの2MC、オーガナイズド・コンフュージョンの2ndアルバム『Stress(The Extinction Agenda)』。大傑作1st『Organized Konfusion』で特徴的だった、生っぽ ...

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