2017/03

Showdown / The Isley Brothers T-Neck '78 アイズレー史上、最もギンギラギンなジャケットで知られる78年作『Showdown』。それにしてもこのステージ衣装。相変わらずセンターに陣取るルドルフも何かスゴいが、その横で妙にフェミニンな雰囲気を醸すアーニーも何だか妖し ...

A Whole Nother Thang / Fuzzy Haskins Westbound '76 ジョージ・クリントンらとともにオリジナル・パーラメンツの一員としてキャリアをスタートしたファジー・ハスキンズ。Pファンク全盛期の77年にクリントンと袂を分かち、同じくオリジナル・パーラメンツのカルヴィン・ ...

Xingu / El Combo Xingu IRT '72 チリのバンド、エル・コンボ・シングーの2ndアルバム。これは評判どおりのラテン・ファンク/レア・グルーヴの傑作で、ゴツゴツしたラグドなファンク・サウンドは非常にカッコいい。埃っぽいグルーヴが突っ走るラテン・ファンク「Baja A L ...

Open Soul / Tomorrow's People Stage Productions '76 シカゴのバートン4兄弟によるバンド、トゥモロウズ・ピープルの唯一のアルバム『Open Soul』。一度見たら二度と忘れられないインパクト大なジャケットでも知られる激レア盤だが、この度めでたくPヴァインからリイシ ...

Embrya / Maxwell Columbia '98 デビュー作『Urban Hang Suite』を聴きまくり、『MTV Unplugged』も愛聴していた当時、マックスウェルの2ndアルバム『Embrya』はリリース前からかなり期待していた。その期待を上回る、完璧に透徹されたマックスウェルの世界が、このアルバ ...

Soul On Your Side / Rhythm Makers Vigor '76 ニューヨークで結成された4人組ファンク・バンド、リズム・メイカーズの唯一のアルバム『Soul On Your Side』。ファンク/レア・グルーヴの傑作として知られる作品で、割と早い時期にアナログ盤は再発されていた(日本では ...

Rufus featuring Chaka Khan ABC '75 ルーファスの4thアルバム『Rufus featuring Chaka Khan』。バンドのスタイルを確立した前作『Rufusized』に続き、本作も充実した内容で更に洗練された印象。4作目にしてバンド名をタイトルにしたことからも、本人たちも本作の出来には ...

Fuck What You Think / Main Source Wild Pitch '94 名盤『Breaking Atoms』のみでプロデューサー/MCのラージ・プロフェッサーが脱退、必然的にそのまま解散・消滅かと思われたメイン・ソースだが、残されたKカット&サー・スクラッチの兄弟は新MCのマイキーDを迎えまさ ...

Ain't Nothin' Stoppin' Us Now / Tower Of Power Columbia '76 ライヴ盤『Live And In Living Color』を置き土産にワーナーを離れ、新たにコロンビアと契約しリリースしたのが本作『Ain't Nothin' Stoppin' Us Now』。正直なところ、コロンビア移籍後のタワー・オブ・パ ...

Why Can't We Live Together / Timmy Thomas Glades '72 ティミー・トーマスの1stアルバムとなる本作『Why Can't We Live Together』は、70年代のソウル・ミュージックの中でも、一際異彩を放つ作品。アルバム全編に渡り、演奏はリズム・ボックスとオルガンのみ。リズム・ ...

Reality / James Brown Polydor '74 JBの74年作、邦題『ファンキー大統領』。さすがのJBも、このあたりから明らかに勢いに翳りが見えてきた感じ。「The Payback」や「Papa Don't Take No Mess」ぐらいまでは貫禄のヘヴィー・ファンクを聴かせてくれていたが、本作のファン ...

Giant / Johnny Guitar Watson DJM '78 ジョニー・ギター・ワトソンのDJMからの4作目『Giant』。本作でもドラムス以外はすべて独力で演奏するマルチ・ミュージシャンっぷりは相変わらず。変わったことと言えば、これまで以上にディスコ・サウンドへと接近していることで ...

Otis Blue/Otis Redding Sings Soul / Otis Redding Volt '65 オーティス・レディングの最高傑作との呼び声高い3rdアルバム『Otis Blue/Otis Redding Sings Soul』。MG's&アイザック・ヘイズの黒く太くアーシーなバッキングと、オーティスのむせ返るほどにソウルフルな歌 ...

Young, Gifted And Black / Aretha Franklin Atlantic '72 67年のアトランティック移籍1枚目『I Never Loved A Man The Way I Love You』から、クイーン・オブ・ソウルの異名を欲しいままにしてきたアレサ。南部のミュージシャンを起用し、ふくよかなサザン・ソウルの芳 ...

Cherries, Bananas & Other Fine Things / Jeannie Reynolds Casablanca '76 ドラマティックスのL.J.レイノルズの姉、ジェニー・レイノルズの1stアルバム。血筋の確かさを思わせる実力十分のシンガーで、グッと抑えて濃密に情感を込めて歌うスタイルは、ソウルフルでなか ...

Occasional Rain / Terry Callier Cadet '72 ソウル/フォーク/ジャズを自在に越境するシンガー/ギタリスト、テリー・キャリアー。70年代前半のニュー・ソウル期に、チャールズ・ステップニーのプロデュースのもとリリースしたカデット3部作はいずれも名作の誉れ高く、 ...

星になったPファンカーが、またひとり。。。 キャラ立ち抜群のスターであるブーツィーや、得難い個性のマッドボーンと比べると、ロバート・ピーナット・ジョンソンはラバー・バンド内では地味な存在であったことは否めない。しかし、ヴォーカルとしては変化球タイプのブーツ ...

Notorious Miami / Miami Drive '76 フロリダはマイアミで結成された、その地の名を冠したファンク・バンド、マイアミの2ndアルバム『Notorious Miami』。このバンドの作品では、やはり1stアルバムの『The Party Freaks』が一番イイと思うが、本作は全体的に小粒な印象な ...

Connections & Disconnections / Funkadelic Lax '81 いわゆる、裏ファンカのアルバム。その正体は、オリジナル・パーラメンツのうちレイ・デイヴィスを除く、77年頃にクリントンと袂を分かった3人 ― ファジー・ハスキンズ、カルヴィン・サイモン、グレイディ・トーマス ...

Soul Drums / Bernard "Pretty" Purdie Date '68 バーナード・パーディーの初のリーダー作『Soul Drums』。既に多くのジャズ/ソウル作品のセッションに引っ張りダコだったパーディー。ココでは文字どおりオレが主役と言わんばかりに、遠慮なくドラムを叩きまくり、詰め込 ...

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