2017/06

I'm Not Blind... I Just Can't See / Calvin Scott Stax '71 60年代にはクラレンス・カーターとのデュオで活動していたという、盲目のソウル・シンガー、カルヴィン・スコット。先にソロ・デビューしスターとなったクラレンス・カーターとは対照的に、交通事故などのトラ ...

Los Africanos Acid Jazz '09 ロス・アフリカノスは、ニューヨークのラテン・ソウル・ツーンでプロデューサーとして活躍したというボビー・マリンなる人物を中心に、70年代当時のニューヨーク・ラテン・コミュニティーのスタジオ・ミュージシャンが集結したプロジェクト、 ...

ドラム編に続いて、今回はベース編。数多のポピュラー音楽において、ベースは地味な脇役的扱いかもしれないが、リズム音楽であるブラック・ミュージック、殊にファンクにおいては、ベースは花形の楽器で、スター・プレイヤーも数多い。ファンク・バンドにあっては、やはりド ...

Off The Cuff / Freddie Robinson Enterprise '73 50年代からリトル・ウォルターのバンドに加入、その後はブルー・ミッチェルなどの作品に参加、ジャズ/ブルースを股にかけ活動したギタリスト、フレディー・ロビンソン。ソロ作も60年代からポツポツと出していたようだが ...

I Just Can't Help Myself / Terry Callier Cadet '73 テリー・キャリアーのカデット3部作の3枚目、『I Just Can't Help Myself』。『Occasional Rain』『What Color Is Love』、そして本作と、ソウル/フォーク/ジャズを自在に行き来する音楽性はいずれの作品にも共通し ...

Function Underground The Black And Brown American Rock Sound 1972-1977 Now-Again '17 ストーンズ・スロウ傘下のレーベル、ナウ・アゲインからリリースされた本作『Function Underground』は、ブラック・ロック/サイケデリック・ファンクのコンピレーション盤。ジミ ...

70年代以降のソウル・ミュージックに尋常ならざる影響を与えたマーヴィン・ゲイのアルバム『What's Going On』、そして楽曲としての「What's Going On」。その神通力は今だ衰えず。戦争や人種問題、都市の貧困から環境問題までを取り上げた社会派のメッセージや、アルバムを ...

I Am What I Am / Ruth Copeland Invictus '71 ルース・コープランドはイギリス生まれの白人女性ロック・シンガー。どういうワケか、70年代初頭にインヴィクタスからアルバムを2枚リリースしている。この人がロックの分野でどういう風に評価されているのかはまったく知ら ...

Beats, Rhymes And Life / A Tribe Called Quest Jive '96 『People's Instinctive Travels And The Paths Of Rhythm』で鮮烈にデビュー、 『The Low End Theory』『Midnight Marauders』とエポック・メイキングなクラシック・アルバムを連発したア・トライヴ・コールド ...

When We Do / Junie Westbound '75 ウェストバウンドから3枚の傑作アルバム、 『Pain』 『Pleasure』 『Ecstasy』をリリースした後、オハイオ・プレイヤーズはマーキュリーへと移籍。しかし、音楽的なイニシアチヴを握っていたウォルター"ジュニー"モリソンはウェストバウ ...

ディアンジェロはこれまでもカバー曲をいくつか発表している。スタジオ録音のオリジナル・アルバム3枚『Brown Sugar』 『Voodoo』 『Black Messiah』に収録された曲は、・Crusin' (Smokey Robinson)・Feel Like Makin' Love (Roberta Flack)の2曲のみだが、ライヴ盤やシング ...

Studio Recordings Intro To The Matrix / Bob Marley & The Wailers P-Vine '05 ボブ・マーリーは、ピーター・トッシュとバニー・ウェイラーの2人と袂を分かって以降の作品はあまり熱心に聴いていないのだが、これまで聴いた中で一番好きなのは、このアルバム。『Catch A ...

Music Of Many Colours / Fela Anikulapo Kuti & Roy Ayers Phonodisk '80 アフロ・ビートの帝王、フェラ・クティと、ジャズとファンク/ソウル/ディスコを自在に折衷し独自の音楽を創造したロイ・エアーズの共演盤『Music Of Many Colours』。一見、あまり食い合わせが ...

Pain / Ohio Players Westbound '72 オハイオ・プレイヤーズのウェストバウンドからの1枚目のアルバム『Pain』。ここからウォルター"ジュニー"モリソンがメンバー入り。ジュニーの加入は、オハイオ・プレイヤーズの音楽性をガラリと変えてしまうほどのインパクトで、ジュ ...

タイトに刻むビート、深いタメをつくるグルーヴ、ドラムスはリズム音楽であるファンクにおいて最重要パートだ(ファンクに限ったことではないが)。ファンク界には個性的なドラマーが数多く存在するが、そんな中から個人的に好きなドラマー10人を選抜。演奏の技術的なことや ...

Hangin' Out / Funk Inc. Prestige '73 オルガン奏者のボビー・ワトリー率いる5人組ジャズ・ファンク・バンド、ファンク・インク。プレスティッジに残した5枚のアルバムは、いずれもスモーキーでイナタいソウル・ジャズ/ジャズ・ファンク・サウンド。90年代初頭のアシッ ...

Feeling The Magic / Johnny Bristol MGM '75 60年代にはモータウンで作曲家/プロデューサーとして活躍したジョニー・ブリストル。数多くの名曲を世に送り出しているが、特にマーヴィン・ゲイ&タミー・テレルの一連の作品、 『United』 『You're All I Need』 『Easy』 ...

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