2018/07

Vanity 6 Warner Bros. '82 『Dirty Mind』~『Controversy』~『1999』と大股でステップアップしていったプリンスは、そのあり余る創作力を年1枚のアルバムだけでは発散できなくなり、アウトプットの場としていくつものサイド・プロジェクトを運用するようになる。81年に ...

Vibe Alive! / Camelle Hinds Victor '00 80年代にはブリティッシュ・ファンク・バンド、セントラル・ラインのベーシストとして活動し、バンド解散後は自身のグループ、ハインドサイトや、スタイル・カウンシルのサポートとして活動したカメール・ハインズ。90年代も半ばに ...

Birth Day / The New Birth RCA '72 70年代初頭にハーヴィー・フークワのプロデュースでRCAからレコード・デビューを果たした、インスト・ファンク・バンドのナイト・ライターズと、ヴォーカル・グループのラヴ・ピース&ハピネス。2つのグループはそれぞれの活動と並行し ...

I'm Moving On / Larry T. And The Family LET Music '80 カンサスシティ出身でオークランドで活動していたギタリスト、ラリーTことラリー・ユージン・トンプソン。本作『I'm Moving On』は80年に自主レーベルからリリースした、おそらく唯一のリーダー作。作曲、アレン ...

Moving Target / Gil Scott-Heron Arista '82 ミッドナイト・バンドとの共闘体制の集大成となった2枚組ライヴ盤『It's Your World』以降は、70年代前半のスティーヴィー・ワンダーのブレーンだったマルコム・セシルを制作に起用。ミッドナイト・バンドが持ち込んだ熱いラ ...

Mr. Mean / Ohio Players Mercury '77 全盛期を過ぎヒットの規模も縮小していった頃のオハイオ・プレイヤーズが手掛けたサウンドトラック盤『Mr. Mean』。フレッド・ウィリアムソン主演の映画本編は、ブラックスプロイテーション・ムービーもすっかり下火になった1977年の ...

Step By Step / Eddy Senay Sussex '72 デトロイト出身のギタリスト、エディー・セネイ。72年にサセックスから2枚のリーダー作を出しているが、ジャケ買い必至の本作『Step By Step』はその2枚目の方。2作とも基本的な方向性に変わりなく、ジャリジャリと埃っぽく汚れたジ ...

Life On Mars / Dexter Wansel Philadelphia International '76 フィラデルフィアのファンク・バンド、イエロー・サンシャインのメンバーとして活動後、70年代後半にはプロデューサー/アレンジャー/ソングライターとしてフィリー・ソウル・シーンを支え、ソロ・アーティ ...

Gotta Get Back : The Unreleased L.A. Sessions / Robbie Hill's Family Affair Light In The Attic '13 60年代末からシアトルでブラック&ホワイト・アフェアというファンク・バンドをやっていたドラマー、ロビー・ヒルがバンド解散後に結成した兄弟数人を含むファミリ ...

ドラムス、ベース、ギターと来て、それからかなり時間が空いてしまったが、ようやくキーボード編。鍵盤奏者というと、音楽理論に精通したアカデミックな天才肌が多いイメージ。ピアノやオルガンに加え、70年代にはシンセサイザーが爆発的に普及、新しい機材を自在に使いこな ...

A Chance For Hope / The Live Band TSOB '82 7人組のマイナーなファンク・バンド。ザ・ライヴ・バンドという掴みどころの無い匿名的な名前や、よく意味の分からないジャケットでだいぶ損をしているように思うが、コレは確かな実力を感じさせる佳作といったところ。レーベ ...

Layers / Les McCann Atlantic '74 ロバータ・フラックを見出しデビューさせるなど、70年代のニュー・ソウル隆盛の影で重要な役割を果たしたジャズ・ピアニスト、レス・マッキャン。自身のリーダー作においても、ニュー・ソウルから影響を受けたソウル・ジャズ作品を70年 ...

I Love, Love, Love, Love, Love, Love, Love My Lady / Arthur Adams A&M '79 ブルースからキャリアをスタートし、セッション・ギタリストとしてクルセイダーズの作品をはじめ膨大な数のレコーディング現場に立ち会ってきたアーサー・アダムス。ソロ・アルバムも数枚残し ...

Rave Un2 The Joy Fantastic / The Artist Formerly Known As Prince Arista '99 90年代後半は、個人的には最もプリンスの音楽に疎遠だった時期。この頃、ワーナーと泥沼の闘争の果て訣別し、自身の名を捨て、マイテと結婚したプリンスは、そんな激動の中でも変わらず溢れ ...

Make It Fast, Make It Slow / Rob Essiebons '78 西アフリカはガーナ産のアフロ・ファンク・アルバム。ロブはコレ以前に『Funky Rob Way』という作品をリリースしていて、それもなかなかの良盤だったが、2ndアルバムとなる本作『Make It Fast, Make It Slow』は前作をも ...

Hair And Thangs / Dennis Coffey Trio Maverick '69 デトロイトの白人ギタリスト、デニス・コフィー。モータウンのセッションでも数多くギターを弾いてきた彼が、60年代末の混沌とした時代にリリースしたリーダー作『Hair And Thangs』。当時サイケデリック・ソウル路線 ...

The Albert perception '70 5管を擁する総勢10人のブラス・ロック・バンド、アルバート。本作はパーセプションからリリースされた、このバンド唯一のアルバム。ジャケットからは分かりにくいが、メンバーのうちヴォーカルのみが黒人。黒人シンガーを据えて大人数のホーン ...

Running Water / Clarence Reid Alston '73 アルストンを中心に数多くのマイアミ産ソウル・ミュージックに裏方として関わってきたプロデューサー/ソングライター、クラレンス・リード。基本的に裏方志向の強い人だと思われるが、正体を隠し(?)謎の覆面怪人ブロウフラ ...

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