カテゴリ:Play List

その曲に宿るドス黒く凶暴なファンクネスを最大限に増幅させる悪魔的装置、それがクラヴィネット。スライ・ストーン、スティーヴィー・ワンダー、バーニー・ウォーレル、クリス・ジャスパーといったクラヴィネット・マスターをはじめ、数多くの鍵盤奏者たちがこのFunkamplifi ...

昨年のクリスマス前に作ったプレイリスト"Christmas Funk"に、4曲追加し全20曲として再投稿。自分はクリスマス・アルバムやクリスマス・ソングをそれほど好んで聴く方ではないですが、それがファンキーでカッコいい曲であれば聴かないのは勿体ない。自分がCDやレコードで持っ ...

普段聴く音楽のうち7~8割がファンクの自分も、夏になると汗だくの熱いファンクよりも爽やかで涼しげな音が欲しくなります。毎年この季節になると出番の増えるレコード/CDから、夏に聴きたいソウル・ミュージックのプレイリスト全50曲をまとめました。1. Mr. Fix-It / ...

ファンク・バンドがやるスロウ、ミディアム系の楽曲のプレイリスト、20曲。以前にも似たようなミディアムのメロウ曲中心のリストを作ってますが、今回はもっとスロウ寄りでまとめてみました。1. La Bimini / Spunk   from『Tighten It Up』初っ端は黄昏モードの極上メロ ...

クラヴィネット・ファンクのプレイリスト第3弾。70年代のファンク・バンドの鍵盤奏者にとって、ファンクネス増幅装置であるクラヴィネットは必須と言ってもいいほど、多くのファンク楽曲でクラヴィネットの、あのグシャグシャ、ギトギト、ザクザクした音を聴くことができる。 ...

デジタル限定で『Funky In Space 22 - 宇宙でもファンキーになれるBEST22』というコンピレーション・アルバムが販売されていることを最近知ったのだが、パーラメントやキャメオなんかも一応入ってはいるけど、大半はあまり宇宙っぽくもなくファンキーでもない曲で、「マイ・ ...

未知のウィルスの恐怖、先の見えない不安、外出できないストレスなど、社会も経済も人心も閉塞感に覆われる昨今ですが、こんな時こそ、うちでファンク聴こう!ということで、以下はイヤなことは忘れて盛り上がれるファンキーな曲を集めたプレイリスト。まぁカッコよければ何 ...

ビル・ウィザーズは、その朴訥とした歌い口が味わい深い魅力のシンガーだが、歌い手として以上に作曲家として高く評価されていると言っていいかもしれない。素朴でシンプルではあるが、それが故にいつの時代にも色褪せることのない輝きと強度を備えた名曲の数々は、ビルのソ ...

リズム・ボックス使いのファンク・ナンバーをまとめたプレイ・リスト、その2。前回も書いたように、リズム・ボックスを使ったファンク/ソウル曲というのはそう多くない。その先駆者となったのは、ファンク界の巨人スライ・ストーン。以降、リズム・ボックスと格闘した数少な ...

ファンク・バンドのアルバムを聴く楽しみは、何もファンク・ナンバーだけにあるワケじゃない。汗臭く泥臭いハードなファンクに挟まれたミディアムやスロウ系のソウル・ナンバーもまた、ファンク・アルバムを聴く時の楽しみのひとつだ。それらの曲は、洗練されていなくて粗削 ...

フルート。ファンクやソウルではあまり重用されることのない楽器。サックスやトロンボーン、トランペットなどホーン・セクションをバッチリ揃えているファンク・バンドでも、そこにフルート奏者が含まれていることはかなり稀だ。しかし、ヒップでメロウ、妖しくもミステリア ...

以前に"Clavinet Funk Select"という記事を書いたが、カッコいいクラヴィネットが入ったファンクはまだまだたくさんあるワケで、久しぶりにクラヴィネット・ファンクの第2弾。ワウ・ギター、パーカッション、ストリングスを"ニューソウル三種の神器"と呼んだのは誰だったか。 ...

70年代のファンク・バンドで、スライの影響を受けていないバンドなどいない。後続のファンク・バンドの多くは『Stand!』や「Thank You」のグルーヴが激しく躍動する熱いファンクをフォローし、また『暴動』のダークで重いファンクを取り入れる者も少なからずいた。レア・グル ...

スライの最後のアルバム『Ain't But The One Way』のリリースが82年。その後はクリントンとつるんだり、ジェジー・ジョンソンに引っ張り出されたり、グラミーに出てすぐ引っ込んだり、まさかの来日なんてこともあったけど、実質的にはもう35年以上も隠遁状態(2011年のあのア ...

以前に、好きなプリンスのファンク・ナンバー10曲というのをやったが、今回はPファンク編。個人的にPファンクにハマっていった経緯は、これまでにも何度か書いてきたが、ざっくりとまとめるとこんなところ。1990年、プリンス『Graffiti Bridge』収録の「We Can Funk」でジョ ...

70年代以降のソウル・ミュージックに尋常ならざる影響を与えたマーヴィン・ゲイのアルバム『What's Going On』、そして楽曲としての「What's Going On」。その神通力は今だ衰えず。戦争や人種問題、都市の貧困から環境問題までを取り上げた社会派のメッセージや、アルバムを ...

ディアンジェロはこれまでもカバー曲をいくつか発表している。スタジオ録音のオリジナル・アルバム3枚『Brown Sugar』 『Voodoo』 『Black Messiah』に収録された曲は、・Crusin' (Smokey Robinson)・Feel Like Makin' Love (Roberta Flack)の2曲のみだが、ライヴ盤やシング ...

アグレッシヴでアッパーな熱いファスト・ファンクももちろん好きだけど、グッとテンポを落としてルーズに垂れ流すスロー・ファンクの方により惹きつけられる。ファンクにおける1拍目の重要性を説いたJBの「The One」理論は、ファンク界の相対性理論とも言うべき、ファンク・ ...

プリセットされたリズム・パターンをひたすら延々と鳴らし続けるリズム・ボックス。人の手によって演奏されない楽器(というか機械)としては、おそらくブラック・ミュージック史上初めて使用されたガジェット。淡々と、一定のリズム/パターンで鳴り続ける単調なパルスに、 ...

クラヴィネットの音が好きだ。ワウ・ギターやスラップ・ベース、パーカッションなど、ファンキーなサウンドを体現する楽器/奏法はいろいろあるけれど、個人的にはクラヴィネットの音にどうしようもないファンクネスを感じてしまう。軋みをあげトグロ巻くように音を立て、爬 ...

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