The Space Cadets Vanguard '81 1981年にアルバム1枚のみの残した4人組ファンク・バンド、スペース・カデッツ。本作のプロデューサーを務めほとんどの曲を書いたギタリストのナイロビ・セイルキャットを中心に、87年にソロ・アルバム『The Thistle』をリリースする謎のス ...
カテゴリ:P-Funk
Giant Shirley / Tal Ross a.k.a. Detrimental Vasoline
Giant Shirley / Tal Ross a.k.a. Detrimental Vasoline Coconut Grove Recording Company '95 先日訃報が伝えられたファンカデリック最初期のメンバー、タル・ロス(Tawl Ross, Tal Ross)。エディ・ヘイゼル、ビリー "ベース" ネルソン、レイモン "ティキ" フルウッド、 ...
Black Hat Daddy & The Silver Comb Gang / Mutiny
Black Hat Daddy & The Silver Comb Gang / Mutiny Regrooved Records '23 1975~78年にメイン・ドラマーとしてPファンク絶頂期を支えたジェローム・ブレイリーが、ジョージ・クリントンのもとを離れて結成した自身のバンド、ミューティニー。79年に1stアルバム『Mutiny O ...
P-Funk Heritage : Related Works
前回のPファンク作品のまとめに続いて、今回はPファンク・メンバーが参加した関連作品のまとめです。メンバーと言っても、どこまでをPファンクのメンバーとするか難しいところではありますが、当方の根拠なき主観にて判断をしました。よって、異論もあろうかと思います。もっ ...
P-Funk Heritage
当ブログのPファンク関連のレヴューを分かりやすく整理したまとめ記事を2回に分けてエントリーします。今回は「Pファンク作品」のまとめです(次回は「Pファンクのメンバーが参加した関連作品」です)。どこまでを「Pファンク作品」とするか、定義付けするのは結構難しいとこ ...
Trombipulation / Parliament
Trombipulation / Parliament Casablanca '80パーラメント栄光の歴史に終止符を打つカサブランカ時代の最終作。実は、このアルバムはそんなに良い作品とは思っていなかった。いや、もちろんこのアルバム自体好きだし、特に「Let's Play House」はPファンクの中でも10指に入 ...
Mutiny On The Mamaship / Mutiny
Mutiny On The Mamaship / Mutiny Columbia '79「Give Up The Funk(Tear The Roof Off The Sucker)」「Do That Stuff」など数々のPファンク・クラシックでその特徴的なドラミングを披露してきたジェローム・ブレイリー。Pファンク軍団在籍期間は実質3年ほどしかないのだが ...
Up For The Down Stroke / Parliament
Up For The Down Stroke / Parliament Casablanca '74 インヴィクタスから70年にリリースした『Osmium』以来、4年ぶりとなるパーラメントの2ndアルバム『Up For The Down Stroke』。この間の4年間はファンカデリックでのリリースが活動の軸だったが、ジョージ・クリントン ...
The Power Of The One / Bootsy Collins
The Power Of The One / Bootsy Collins Sweetwater Studios '20 前作『World Wide Funk』から約3年ぶりとなるブーツィー・コリンズのニュー・アルバム『The Power Of The One』。本国アメリカでは昨年10月にリリースされたようだが、スウィートウォーター・スタジオなる ...
Your Love Is My Desire / Eramus Hall
Your Love Is My Desire / Eramus Hall Westbound '80 80年代前半に2枚のアルバムを残す7人組ファンク・バンド、エラムス・ホール。シカゴに実在する建造物に因んでジョージ・クリントンが名付けたというこのバンド、一応はPファンクの傍系バンドとして考えてよさそう。1 ...
Erotic City / George Clinton, Parliament, Funkadelic
Erotic City / George Clinton, Parliament, Funkadelic Fox '94 1994年公開の学園モノのコメディ映画『PCU』のサントラに、ジョージ・クリントンはパーラメント、ファンカデリックとの連名で2曲を提供。コレはその2曲をカットした12インチ・シングル。A面にプリンス『Pur ...
Body Slam! / Bootsy's Rubber Band
Body Slam! / Bootsy's Rubber Band Warner Bros. '82 ブーツィーは70年代後半にラバー・バンドで4枚、80年代初めにソロ名義で2枚、計6枚のアルバムをワーナーからリリースしている。バンドの名称をめぐって裁判沙汰となり、ラバー・バンドという名前が使えなくなったハズ ...
My Mind Set Me Free / The House Guests meet The Complete Strangers & Bootsy, Phelps & Gary
My Mind Set Me Free / The House Guests meet The Complete Strangers & Bootsy, Phelps & Gary Shake It '19 ブーツィー・コリンズがJB'sを脱退したのがおそらく1971年3月、ブーツィーがPファンクに本格合流した最初のパーラメントのシングル「Up For The Down Stroke」 ...
Radio Active / Fuzzy Haskins
Radio Active / Fuzzy Haskins Westbound '78 ザ・パーラメンツのオリジナル・メンバー、ファジー・ハスキンズ。以前、76年のソロ1stアルバム『A Whole Nother Thang』のレヴューで、ファジーはジョージ・クリントンと袂を分かった後にソロ・アルバムをリリースしたと勘違 ...
All My Funky Friends / Dawn Silva
All My Funky Friends / Dawn Silva JDC '00 1975年頃からスライのバック・ヴォーカルとしてキャリアをスタートさせたドーン・シルヴァ。76年のマザーシップ・コネクション・ツアーでスライが前座を務めた際に、コーラス隊のドーンとリン・メイブリィの2人はジョージ・ク ...
Blasters' Of The Universe / Bootsy's New Rubber Band
Blasters' Of The Universe / Bootsy's New Rubber Band P-Vine '93 1980年の『Ultra Wave』以降は、途中12インチ・シングルの「Body Slam」という例外を除いて、80年代を通してソロ・アーティスト/プロデューサーとして活動してきたブーツィー・コリンズ。91年のミニ・ ...
Gohead / Eramus Hall
Gohead / Eramus Hall Capitol '84 エラムス・ホールは7人組のファンク・バンド。このバンド名はシカゴに実在するビルの名前から取ったものだそうで、どのようにして繋がりを得たのか分からないが、Discogsによるとジョージ・クリントンがバンドの名付け親なのだそう。こ ...
The Federation Of Tackheads / Jimmy G. & The Tackheads
The Federation Of Tackheads / Jimmy G. & The Tackheads Capitol '85 ジョージ・クリントンの実弟、ジミーG率いるバンド、タックヘッズの唯一のアルバム『The Federation Of Tackheads』。バンドとは言っても、タックヘッズのメンバーが誰なのかクレジットを読んでもよ ...
Medicaid Fraud Dogg / Parliament
Medicaid Fraud Dogg / Parliament C Kunspyruhzy '18 パーラメント名義としては1980年の『Trombipulation』以来、38年ぶりとなる通算11作目『Medicaid Fraud Dogg』が、2018年5月のデジタル・リリースから遅れること4ヶ月、ようやくCDにて発売となった。とは言っても、今 ...
Some Of My Best Jokes Are Friends / George Clinton
Some Of My Best Jokes Are Friends / George Clinton Capitol '85 「Atomic Dog」の特大ヒットはあったものの、80年代にクリントンがキャピトルからリリースした4枚のソロ・アルバムは、大したことはないと思ってしっかり聴きこんでいなかった。キャピトルの3枚目となる ...